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小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

びしょ濡れ・ムクゲ

2021-07-05 | ガーデニング

7月に入り梅雨前線が居座り、激しい雨を降らせて各地に大きな被害をもたらしています。特に一昨日、熱海伊豆山で人家や畑を泥水とともに一瞬のうちに押し流して行った土石流のニュースに以前、細い急な坂道を上がった先にあった保養所に行ったことを思い出し、自然界が持つ破壊力のすごさを目の当たりにして言葉もありません。一刻も早く行方不明の方々が救出されることを祈らずにはいられません。


木槿の固い蕾は雨の中開くのをやめ
やっと開きかけた木槿は葉の下で身を寄せ
開花してしまった木槿はびしょ濡れ


ツル薔薇「ルージュピエール」も重たい・重たい


実が付きだしたインゲン豆 水滴が大きく見える
ギボウシもたっぷり雨を含んで


鮮やかさが際立って

2021-06-28 | ガーデニング

昨年の春祝い事のあった親戚が複数鉢の胡蝶蘭をいただいたそうです。とても世話しきれないのでと我が家に一鉢がお嫁入となりました。我が家で考えられる一等地(自然光よし、風通よし)に鎮座し、長い間よく咲いてくれました。

ところが咲き終えてからの管理が分からない、ネットで調べて取りあえず、花茎を剪定してそのまま置いておいたのですが、ちょうど1年後の6月に入って、2本の花茎から計8個の花をつけました。全滅した親戚からは称賛の言葉を!さて、3度咲かすことはできるのでしょうか。

梅雨時に咲く花の魅力は何といってもその鮮やかさでしょうか。雨降る季節だからこそ、その華やかさが生き生きと際立っているのか、一年のうちで花の季節として最も存在感があるように思います。


庭の紫陽花の最古参 「渦紫陽花」


ヒペリカムの黄色い花が咲き終わると瑞々しい赤い実が
こぼれ種か、黄色いキンギョソウ


清涼感のあるアガパンサス、立ち姿が美しい
純白なくちなしの花も写真を撮る時期を少し逸してしまって
でもマスクをした鼻先にも芳香な香りが


「ウ・ウ・ウッ」苦しい スカシユリ

2021-05-31 | ガーデニング

5月も今日で終わり、季節はいよいよ夏へ向かって始動はじめました。気が付けば小鳥のさえずりはひときわ大きく、無事に雛から巣立った鳥たちの生命力の強さを感じます。

このコロナ禍では、旅行を楽しめるのはもう少し先の話でしょうか。この自粛期間中に今まで出かけた旅行の写真だけでも整理しようと思いたったのはもう第1回目の緊急事態宣言の期間中のほぼ1年前、少しも進んでいません。この先の見えないコロナの収束ではいつまでにやろうという目標設定がなかなか立てにくいものだと、単に自分の惰性を最近ではコロナのせいにしているのも確かです。

「ウ・ウ・ウッ」苦しいと叫んでいるように見えるのは、ネットの隙間から咲きだしたスカシユリの面々!

 春に思いかけずスナップエンドウの大収穫に気をよくして今度は夏にはインゲン豆の収穫をと
窓の下に苗を植えて支柱を立て、ツルの誘引のためにネットを張ったところ
スカシユリが顔を出したという事態になりました。

近くの自然公園に出かけました。
公園の中の雑木林はよく伐採されていて風通しも日当たりもよく
林床の草や木や昆虫たちが元気に育っているように見えます。


まっすぐ伸びたタチアオイの花、夏休みが始まるころには花はてっぺんまで届くことでしょう。


この日の最大の収穫
茎もほとんどなく、尖った葉の間から咲いている紫色の花!

その場でググってみたら「アンデスアヤメ」
家に戻ってもう一度調べたら今度は「チリアヤメ」
どうも生まれは南アメリカなのでしょうか。はじめての出会いにとてもうれしい思いでした。

ヤマボウシの白い花は、新緑の中でとても清々しいです。

相変わらず写真の整理はできていないけれど、せめて今は、
なんとか近場で新しい旅の楽しみを見つけていきたいと思います。


梅雨空に咲く花

2021-05-24 | ガーデニング

雨が降るごとに草木が生い茂って、初夏の生命力の強さを感じます。街路や庭の紫陽花が色づきはじめました。

紫陽花より一足先にさくニオイバンマツリの花
紫色から薄い紫色、最後は白色に

今年は2,3日で色変化してしまいました

この季節の鬱陶しさを吹き払うように咲いた大輪の孔雀サボテンの花
孔雀が羽を広げたように見えるところから名前がついたようです

今年は肉厚の葉の先々にびっしりと蕾をつけて、もうその重みで鉢は倒れそう
やっと壁に寄りかかって咲いているといった感じです

散歩途中で見かけたブラシノキ
まるでビンを洗うブラシのよう

そっと触ってみるとビン洗いに代用できるのではと思うほどの固さ、ユニークな花です

2週間ほど行方不明だったアミメニシキヘビも、ステイホームと決め込んでいたようで、飼い主のアパートの屋根裏で捕獲され、やれやれ!
同じ区内に住むものとしては散歩途中に遭遇するのではないかと・・・実際に友人とウォーキング途中で2メートルほどの青大将に遭遇!あわやあのニシキヘビかと思ったほどの大きさ、後ずさりしながら眺めているとまもなく小さな穴を見つけてするりと姿を消していきました。思ったより小顔でかわいい目をしていたのが印象的でした。
             
                  やっぱり、気持ち悪い!

 


梅雨間近

2021-05-17 | ガーデニング

今年は桜の開花も例年より早く、また5月の連休には薔薇の花も満開になって、めぐる季節の速さに驚いています。梅雨入りもまた早そうです。週間天気予報をみると、私が住んでいるところでもこの1週間はほぼ曇りか雨、いよいよ梅雨の季節も間もなくでしょうか。

また最近の天気予報は当たる確率も高いので、出かけるときはネットで雨雲レーダーを見て必要なら雨傘の準備と衣服の調整をして出かけるようになりました。昔の天気予報のように当たるか当たらないかわからないのもなかなかスリリングだったし、時には富士山にかかる雲とか、西の空とか、カエルの鳴き声などで天気を判断したことも懐かしく思い出されます。

6月の中頃に漬けていた梅干しも今年は早く漬け頃となるのでしょうか?


クレマチスもカラーも初夏の花


アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)
4枚のピンクの花弁は雑草とは思えないほど可愛い

なんと繁殖力の強い帰化植物
この近年アチコチの道端で見かけるようになりました


ほとんど野生化したヒルザキツキミソウ    小さくて可憐なニワゼキショウ

川岸に咲くキショウブ          釣鐘状に並んだエゴノキの花


続く五月晴れに

2021-04-22 | ガーデニング

百花繚乱と、競い合って咲いていた春の花も牡丹の花が散り始めると、春に終わりを告げるかのように季節は今、若葉の眩しい初夏を迎えようとしています。

華やかだった小さな庭も、雑草がグングンと伸び始めてきました。
庭の花も山野草に近い植物が、地味ながらあちこちから咲きだしました。

スズラン
山にあっても庭にあってもその姿は変わらない
日本オダマキ
山野草の趣を色濃く残しているオダマキ、平安時代の伊勢物語にも出てくるという

姫フウロソウ
花が小さいところから名前に「姫」がついているけれど
なかなかたくましい!通路をふさがれてしまうほど抜いても抜いてもその陣地はかわらない
ヨウラクツツアナナス
(瓔珞とは仏像の首や胸などにかける飾り)
我が家の庭では最古参、山野草だと思うのですが園芸店で見かけたことがない

あまりにも爽やかなお天気が続いたので、友人からの情報で鎌倉の「つつじ寺」と呼ばれている仏行寺に、つつじは咲き終えてしまったかなと思いながら出かけてみました。





多種類のツツジだけにまだまだ見ごろが続いていました

近くの鎌倉山にある夫婦が池にも寄ってみました

ウラシマソウの群生を見つけた時は思わず喚起
吸蜜に夢中 アオスジアゲハ(?)


週末ごとの雨

2021-04-17 | ガーデニング

ここ数週間、週末になるとやってくる雨模様。

春の雨は煙るように、でもたっぷりと大地を潤して花も木々の枝葉も、ひとまわりもふたまわりも大きくなっていくのが目にもはっきりわかるようです。

「まん延防止ナントカ」(「まん防」という呼び名で省略するのは適切でないとは思うけれど覚えられない)が、東京に次いで神奈川でも横浜、川崎、相模原が来週より適応されることになってしまいました。

このコロナ禍のなかで、子供や孫たち、友人たちを誘えない会えない。テレビで旅番組を見ても出かけられない、などのジレンマがもう1年以上続いていると、最近ではこれがノーマルな生活のような気がして諦めの境地に・・・あーやっぱりヤダヤダ、これをコロナ鬱というのでしょうか。

でも先週末、次男家族が日中顔を出してくれました。久しぶりに会う孫は身長も伸びて、言葉数も増えていっそうおしゃべりになっていました。

庭の水まきを買って出てくれた3歳の孫は
面白いことにお気に入りの花だけ浴びるようにせっせとジョウロからお水をあげていました。

それが、白いアリッサムとピンク色のデージーの花
道端のタンポポにも足をのばしていました。
幼い子にとって、やっぱり花は小花がお気に入りのようでした。

軒下で冬を越した君子蘭
葉っぱは寒さと霜で黄色くなってしまいましたが元気に咲きそろってくれました。

シャクナゲも今春はすでに満開です。
ただ、これらの花は孫の水まきの対象からは除外されていました。


花は人の心を映す

2021-03-31 | ガーデニング

桜の開花とともに命のあるものすべてが輝きはじめる、紛れもない春の季節となりました。

庭にベロニカ(オックスフォードブルー)がかわいい小花を咲かせだしました。この花は友人から一株分けてもらったもので、この花の名前である「ベロニカ」は私の学生時代のひとりである今は亡き親友のクリスチャンネームでした。9年前に病気で亡くなる1か月前まで熱い夢を語っていたことが今でも思い出されます。

優しくて情熱的な彼女のように可愛い小花が力強く
この春も咲いてくれています


シレネピンクパンサーとリュウキンカ


ラナンキュラスやアネモネの花が庭を一層賑やかにしています

情熱的な赤いアネモネの花言葉は「恋の苦しみ」「見放されて」
激しい恋もつらいもの

たんぽぽやつくしで土手も可愛い縁取りに

まだまだ、見ごろが続く桜並木


春の兆し

2021-02-02 | ガーデニング

2月に入りました。今日は節分です!私のコロナ騒動(新型コロナウィルス騒ぎ - 小さな庭)だった昨年の3月の肺炎に始まり、義母の骨折、夫の胃の手術と大いに健康に問題のあった1年でした。もう節分には盛大な豆まきをしたいところですが・・・我が家だけには限らず、このコロナ禍では、今日の節分には、大声で「鬼は外」ならず「コロナは外」と叫びたいところです。

明日は立春、今朝の雨は春が間近なことを感じさせるような暖かな朝でした。雨上がりの庭には柔らかな陽に誘われて、紅梅が一輪咲き出していました。


沈丁花の蕾も膨らんできました
そろそろ庭に出て草木の息吹を感じたいという思いがふつふつと・・・

 

緊急事態宣言はさらに1か月延長されましたが、そのころには春の兆しもいっそう進んで希望の持てる日常が取り戻せるのではと期待を抱かずにはいられません。

 


秋風が吹いて、酷暑と決別

2020-09-24 | ガーデニング

この数日の涼しさに「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、さすがにもうあの暑さのぶり返しはないものと思いますが・・・。40度に迫る暑さに決別できて秋を迎えることに安らぎを覚えます。明日は彼岸明け、日一日と日の入りは速くなり、あっという間に秋も深まっていくのでしょうか。

夏の名残のサルスベリ

百日紅と書かれるように、ほぼ夏の間3か月間ぐらい咲き続けます。
細かい花が咲いては散り、また新しい小花を咲かせて
灼熱の太陽の元でも元気に咲き続けていましたが
さすがに秋風と共に花の終焉を迎えています。

冷蔵庫の麦茶のボトルの減りが少なくなったり、エアコンに頼らなくても睡眠が快適になったり、日常生活もぐっと楽になりました。


グリーンカーテンとして大活躍だったゴーヤの最後を収穫しました。
寸詰まりや曲がったりと個性的な姿でしたが
ひと夏ゴーヤを買わずじまい、ご苦労様と頭を下げたい思いです。

庭には初秋の花、玉スダレやヤブランが咲き始めました。

玉スダレは彼岸花科なので、ほぼ彼岸花と同時期に咲き出します。
鎌倉の寿福寺の参道に
この玉スダレがビッシリ列に並んで咲いているのを思いだしました。
コロナ感染以来、しばらく鎌倉ともご無沙汰しています。
ヤブランは、どんな暑さにもへこたれない植物で
今秋も例年通り青紫色の花が鮮やかに咲き出しました。


本格的な台風シーズン
稲穂が黄金色に色づき、無事に稲刈りが終えることを祈るばかりです。