昨日はめまぐるしく為替が動いた。早朝はドル安(ユーロ高)でドル円が下降、昼間は徐々に円高となりクロス円が下降、その後ドル高(オセアニア安・ポンド安)が強くなりドル円は上昇するが、クロス円は大きく下降。このように波状的に動くのは、ドル円が下降する時の典型的な状況だ。
あと、原油が81ドル台に落ちてきていることには大きく注目したい。80ドルとなると、米国のシェールガスは完全に赤字になると言われている。原油の価格下落自体も世界の経済減速を意味しているが、米国景気に与える影響も大きいものがある。
結局ダウは上がり切れずに最後に失速。前日終値とほぼ横ばいに終わった。VIXも横ばい。少し戻すかもしれないが、まだ大きく上昇する雰囲気ではないだろう。比較的穏やかな動きの少ない一日になるのではないか。
短期的にも、もう少しは、ドル円の戻り売り、オセアニア円の戻り売りでいいだろう。特に、豪ドル円は、まだ押し目買いの意欲が東京タイムで強く、昨日も昼頃に強く上昇したが、今日もそのようなことがあればひじょうにありがたいと思う。
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