FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ダウはエボラと悪い指標のダブルショックで急落したが、午後になって押し目買いの意欲が出て来て、かなり戻した。ドル円は戻りは弱かった。

今日の東京もだいたい低く始まって戻す雰囲気ではないか。日本ではエボラの注目度はまだ低いし、政府筋の資金も入ると思われる。

ただ、自分としてはまだ片付いたとは考えていないので、期を見て、ドル円売りで進行したい。ドルストレートでのドル安もかなりいいところまで来ているので、此方もそろそろドル買いにまた比重をかけて行きたい。


コメント ( 13 ) | Trackback ( )




今日は昼からCNNをずっと見ていた。ダラスの病院で第2のエボラ感染者が出たというニュースが出たところで、急遽ドル円ショートを積み増した。どう考えてもこのニュースは悪すぎる。朝起きてきた米国の市場参加者の行為はSELLしかあり得ないだろうと思った。

案の定、市場が開いたアメリカでは強烈なドル売りになっている。どうやらダラスの病院におけるエボラ患者の扱い方(プロトコル)に重大な不備があった模様であり、次々と医療関係者に2次感染者が出てくる可能性がある。しかも、悪いことに医療従事者はいままでモニターの対象になっていなかったため、自由に行動しており、3次感染の可能性も出てきている。3次感染者が出た場合は数十人から100人レベルになる可能性もあり、重大な問題に発展する。この状態で株をBUYできる人はいないだろう。
 
当然、今日のダウも大きく下落、ドル円も105円台に突入する可能性もあるだろう。正直、相場どころではなくなる可能性もあるが、とりあえず下向き相場がしばらくは続きそうである。とにかく、アメリカのニュースから目を離してはいけない。CNNなどをみておくべきだろう。




コメント ( 11 ) | Trackback ( )




昨日はめまぐるしく為替が動いた。早朝はドル安(ユーロ高)でドル円が下降、昼間は徐々に円高となりクロス円が下降、その後ドル高(オセアニア安・ポンド安)が強くなりドル円は上昇するが、クロス円は大きく下降。このように波状的に動くのは、ドル円が下降する時の典型的な状況だ。
 
あと、原油が81ドル台に落ちてきていることには大きく注目したい。80ドルとなると、米国のシェールガスは完全に赤字になると言われている。原油の価格下落自体も世界の経済減速を意味しているが、米国景気に与える影響も大きいものがある。
 
結局ダウは上がり切れずに最後に失速。前日終値とほぼ横ばいに終わった。VIXも横ばい。少し戻すかもしれないが、まだ大きく上昇する雰囲気ではないだろう。比較的穏やかな動きの少ない一日になるのではないか。
 
短期的にも、もう少しは、ドル円の戻り売り、オセアニア円の戻り売りでいいだろう。特に、豪ドル円は、まだ押し目買いの意欲が東京タイムで強く、昨日も昼頃に強く上昇したが、今日もそのようなことがあればひじょうにありがたいと思う。





コメント ( 2 ) | Trackback ( )




リスクオフ相場となってきて、ダウの動きが重要になってきた。一日のドル円の動きもダウの先物価格と連動しており、こういう時はダウ先を見ておくことは重要だ。ダウ先のレジスタンス、サポートは、ドル円の売り買いの重要な参考となる。また、アメリカの国内の雰囲気をつかんでおくのも必要なことだ。あまり時間がないので、衛星放送のテレビをゆっくりと見るまでの余裕はないが、最低CNNやNYtimesのサイトはざっと見て、様子を知っておかないといけないだろう。
 
今日のCNN(international版ではなくUS版)のサイトのトップはずっとエボラだ。亡くなったダンカンさんを治療していた女性看護師が感染したニュースをずっとやっている。もし、他の看護師にも感染している場合、その影響は甚大だ。防護服を着ていたにもかかわらず感染してしまって、まだその原因がつかめていない以上、治療行為による感染の拡大が懸念されるからだ。可能性はきわめて低いが、これ以上の拡大があると、経済活動への影響も考えられる。ダラスは500万人以上が住む全米5位の人口の都市であり、ここからの航空機ネットワーク、物流のネットワークも広く広がっている。当該地域でエボラが拡大した場合、その地域からの食品などの移動が困難になる可能性もある。いろいろ考えると、絶対に感染の拡大を阻止しなくてはならない。
 
というような連想を働かせると、株の買いという気持ちはちょっと薄れてくるのではないか?





コメント ( 3 ) | Trackback ( )




昨晩のNY市場はコロンブスデーで債券などがお休みだったが、株式市場は、最後で急落した。ダウの下げも大きいが、ナスダックがかなり大幅な落ち込みだ。さらには、S&P500のオプションの各種指数から算出されるVIX指数(市場の変動が大きくなると参加者が感じる指数)が24を越えてきた。VIXは平常では20を越えることはなく、これは完全に異常値だ。掲げた月足チャートからもわかるように、月足での今回のVIXの上昇ぶりは、サブプライム/リーマンショック時、その後の2010年、11年の大幅下落の時と酷似している。リーマンの時は別としても、2010年にはダウが1000ドル以上、11年には2000ドル以上の下落を示しているわけなので、今回も16000ドル以下15000ドル程度までの下落は十分に射程に入ってきた。為替も、今朝はドル安(ユーロ高)で反応しているが、今後、円高(クロス円安)と、ドル安(ユーロ高)が波状にやってきて、ドル円が続落するという展開が予想される。
 
ここまで来ると自分としてもクロス円売りについで、ドル円売りもOKということで参入している次第だが、前に述べたように、ダウの変調は、かなり異常である可能性があるので、注意しつつしばらくドル円の戻り売りに移行していきたい。

米株関係の記事を読むと、これを大きな調整と見て買いのチャンスとするものもあれば、極めて大きなリスクオフ到来と見るものもある。為替も含めて、ここしばらくは勝負のしどころということになろう。





コメント ( 4 ) | Trackback ( )




昨日はいろいろと想像をたくましくして書いてはみたものの、実際のところは予想どおりにいくことはあまりない。心準備をしつつ、毎日適宜ポジションを動かしていく以外には王道はないだろう。そういう意味では毎日のテクニカル的な分析をしたFXブログの中には有用なものもあるとは思うのだが、自分の能力と時間的な制約から、きちんと摂取できていないのが実情だ。

月曜日からは、やはり円高、リスクオフのムードが強くなってくるというイメージで捉えており、場合によっては急激な市場心理の悪化も視野に入れているが、ドル安によるクロス円の上昇もあり得るので、円高だけにきめつけるわけにはいかない。バランスよく、確率を考えてポジションとりをしていくのはもちろんだ。このブログを再開してからは基本的には、調子よくとれているが、好事魔多しということわざもある。しっかりと兜の緒を締めておきたい。

とにかく厳重注意の一週間、そして10月となりそうだ。





コメント ( 2 ) | Trackback ( )




普段はあまりいわゆるFXブログのたぐいは見ないのだが、たまにはと思って週末にいろいろ読んでみた。ほとんどがアフィリエイトブログで中味はゼロとは言わないがほとんど意味のないものが多いのには驚く。ファンダメンタルについて書いてあるものもあるが、ドルストレートのドル安と、ドル円のドル安との微妙な関係を意識的に書き込んでいるものもほとんどなく、情報量の少なさにはため息が出る。この小さなブログもそれなりの意味があるかと、ややほっとする次第だ。

それはともかく、今回のドル円の下降については、諸ブログを見るに、いい押し目買いのチャンスと見るものが多く、100円程度までの下降と見る者が少ないという状況だ。それより下と見るものは見つからない。私自身は、既に書いたように、100円程度までの下げ、しかし、場合によってはそれをかなり下回ると考えている。

理由のひとつにダウの変調がある。ダウは既にP&Fでも完全に下向きになっているが、どこまで下げるかを過去の例から見てみると、この週足チャートに目が向いた。今回、まもなくMA50(50週平均線)を下回るところまで来ているが、この数年でMA50を下回った時はいずれも最低1000ドル、最高2000ドルの幅で下落している。したがって、その例にならうなら、今回もあと最低500ドルは下がり16000ドルを試すだろう。そこまで下げれば、だいたい100ドルで1円と見込むとあと5円、すなわち102円ということになる。
 
これはあくまで過去の例からの類推であるが、いずれにせよ、現在のドル円の下降は、ドル安で始まったが、すでに円高に移行しつつあり、リスクオフに駆動される相場になっている。今後の動きはダウ次第というところだ。注目していきたい。
 
いずれにせよこの10月にQEは止まる。欧州や日本の金融緩和は続くが、それはドルの直接供給ではない。もしそれらがドル転されて米国に向かうなら、ドル高要因である。リスクオフもドル高なら、無難に過ぎてもドル高。理屈では、ドルストレートペアではドル高以外の方向性は考えられない(一時の揺り戻しはあるにせよ)。ドル円もその流れで上昇してきたが、ダウが変調してリスクオフになれば、ドル円だけは逆方向を向くのはいつものことだ。ここからの10月相場は、基本、ドル高。ただし、ドル円のみは円高・ドル安という予測でいってみたい。

(補足)ダウについては、今日、春山氏が次のように書いているのを補足しておきたい。「ドイツが世界経済を無視して、財政規律を主張して、USの希望する経済対策に真っ向から異を唱えれば、1987年のブラックマンデーの再来が来るかもしれない。」

自分の見方では、ブラックマンデータイプではなくて、リーマンショックタイプのが来てもおかしくはないという気がしている。現状では「気」だけだが。笑





コメント ( 19 ) | Trackback ( )




昨日は、FOMCのドル高牽制で一気にドル安となり、ドル円も急落したが、クロス円はむしろ上昇した。単なるドル安だったせいである。しかし、昨日も書いたように、その底流にあるものを見なくてはいけない。
 
そもそもFOMCでドル高牽制が出るというところがおかしいわけであって、米国の政策当局の腰が定まっていないわけだ。景気が本当に回復していて、安心しているなら、金利上げ、ドル高と素直になるはずのところ、米国経済の中心である中間層がまったくダメな現状では、QEをやめても、すぐに金利上げを進めるとはいえない状態だ。これを受けて、ダウもいよいよおかしくなってきており、9月22日以降上下動がひどくなり、10月に入っての日足をみればわかるとおり、200ドルから300ドル単位で日替わりの上下動を行うようになっている。リスクオフ相場へ移行しつつあると見てほぼ間違いないだろう。
 
ドル安で107円台に落ちたドル円も今後は円高ベースになり、クロス円もともに徐々に下落すると考えている。ドルストレートも徐々にドル高が強くなるはずだ。今回のドル円の下落のメドは通常のテクニカル的な考えだと100円前後と考えられるが、ダウの変調が本物だとすると危険な部分もある。すでに前に書いたように、ダウゴールドレシオの長期チャートからすると、ダウの下降が異常に大きくなる可能性がわずかながらあり、万一の10000ドル割れなども絶対にないとは言えない。そうなればドル円も100円を大きく割り込むことになるだろう。現状ではまだそこまでの可能性は低いと思うが、ドル円やクロス円の買い下がりを考えている方はちょっと頭に入れておいてもいいことだと思う。自分としては、クロス円、特にリスクオフに弱いオセアニア円の売りで行くという今週の方針は当面変わらないだろう。


コメント ( 6 ) | Trackback ( )




FOMCでドル高への牽制が入ったため、急激にドル売りとなっている。今までの逆で単純ドル安のため、ドル円は下がるが、クロスは微妙に上がるという妙な動きになっているが、論理的には当然でこれは特に問題はない。
 
テクニカル的にもさすがにドル高が行きすぎているという見方は多かったのでしばらく巻き戻す可能性はあるだろう。ただ、これでドル高への動きがまったく逆行することはありえない。QEが止まればまたドル高に動かざるをえない相場である。特にドル円が107円台に入ってくれば、相場は下向きのイメージが出てきて、豪ドル円などのロングがつぶれてくることになるはずだ。ここはゆっくりとドル円の下降による円高の発生を見ていきたい。



コメント ( 7 ) | Trackback ( )




相変わらずのはっきりしない相場であるが、先週はドル売りに傾こうとしたところ、雇用統計でまたもやドル高になってしまった。ドルを買う理由は、金利がらみでのドル買い、米国の回復期待、リスクオフへの備えなどいろいろな要素がまじりあったもので、簡単には説明できないが、この勢いは重要だ。以前にかかげたドルインデクスの長期月足チャートを御覧いただければわかるとおり、ドルインデクスは一度ブレークすると月足での陽線が連続して10ポイント以上急騰することがよくある(緑で囲ったところ)。今回は80から86まで急上昇しているが、90以上まで月足での陽線が続くことは十分に可能性がある。こうなると日足レベルでの買われすぎサインが効かないことになるので、注意したい。金(ゴールド)がまだテクニカル的に十分に下げきっていないように思うので、その点も気になる。金が1180ドル以下になってそちらから悲鳴が上がるまではドル買いは続くように思っている。
 
月曜日からも基本的に先週と同じと思われるが、リスクオフ事象の発生による円高のドル円の急落、テクニカル的要因によるドル安によるドル円下落、などが起こる可能性もあるので、ドル円ロングは短期少なめということで、先週に引き続き、メインは、オセアニアを対円で売っておきたい。先週はドル円の下落時にも、あまり動かなかったが、それでも適宜、豪ドル円が下落して十分に効果をあげてくれた。豪ドル円と、キウイ円では、キウイ円の方が週足で、三尊のネックラインにしっかりと達しており、そろそろ割る可能性もあるだろう。ややキウイ円を重点的に売ってみたい。たんなるドル高が継続しても、クロスでは横ばいか、下落ということになるだろう。

ドルストレートペアで逆に振れて、ドル安が生まれた場合には、程度に応じて中期ドル買いで対応ということでいいだろう。相場の方向性ははっきりしないが、短期にやるべきことは比較的明確な週なのではないか?



コメント ( 8 ) | Trackback ( )



« 前ページ 次ページ »