FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



相変わらずのはっきりしない相場であるが、先週はドル売りに傾こうとしたところ、雇用統計でまたもやドル高になってしまった。ドルを買う理由は、金利がらみでのドル買い、米国の回復期待、リスクオフへの備えなどいろいろな要素がまじりあったもので、簡単には説明できないが、この勢いは重要だ。以前にかかげたドルインデクスの長期月足チャートを御覧いただければわかるとおり、ドルインデクスは一度ブレークすると月足での陽線が連続して10ポイント以上急騰することがよくある(緑で囲ったところ)。今回は80から86まで急上昇しているが、90以上まで月足での陽線が続くことは十分に可能性がある。こうなると日足レベルでの買われすぎサインが効かないことになるので、注意したい。金(ゴールド)がまだテクニカル的に十分に下げきっていないように思うので、その点も気になる。金が1180ドル以下になってそちらから悲鳴が上がるまではドル買いは続くように思っている。
 
月曜日からも基本的に先週と同じと思われるが、リスクオフ事象の発生による円高のドル円の急落、テクニカル的要因によるドル安によるドル円下落、などが起こる可能性もあるので、ドル円ロングは短期少なめということで、先週に引き続き、メインは、オセアニアを対円で売っておきたい。先週はドル円の下落時にも、あまり動かなかったが、それでも適宜、豪ドル円が下落して十分に効果をあげてくれた。豪ドル円と、キウイ円では、キウイ円の方が週足で、三尊のネックラインにしっかりと達しており、そろそろ割る可能性もあるだろう。ややキウイ円を重点的に売ってみたい。たんなるドル高が継続しても、クロスでは横ばいか、下落ということになるだろう。

ドルストレートペアで逆に振れて、ドル安が生まれた場合には、程度に応じて中期ドル買いで対応ということでいいだろう。相場の方向性ははっきりしないが、短期にやるべきことは比較的明確な週なのではないか?



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