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1968年のポップス ⑨ ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ 「ヤング・ガール」「レディー・ウィル・パワー」

 

 ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ(Gary Puckett & The Union Gap)のセカンド・シングル、"ヤングガール(Young Girl)”(ジェリー・フラー作曲)です。

 ゲイリー・パケットの”ヤング・ガール”という歌声に、ドラムがかぶさるイントロからインパクト充分で、メロディーも親しみやすく、デビュー曲の”ウーマン・ウーマン”に続くヒットになりました。
 米国では1968年3月にリリースされ最高位2位に、英国では1位に輝きました。
 文化放送「オール・ジャパン・ポップ20」で、1968年5月12日に18位で初登場、6月9日に最高位5位、7月14日に18位までランクされました。
 TBS「今週のベスト10」では、1968年5月12日に17位で初登場、5月26日に最高位6位、6月30日14位までランクされました。 「洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)」の「1968年間ベスト100」では45位に選ばれています。 
 
 
 
 
 
 
  ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップの3枚目のシングル、”レディ・ウィル・パワー”(ジェリー・フラー作曲)です。米国では1968年6月にリリースされ、最高位2位、英国でも5位にランクさtれました。
 文化放送「オール・ジャパン・ポップ20」では、7月21日に20位で初登場、7月28日に18位までランクされました。TBS「今週のベスト10」では、8月18日に19位に1週だけランクされました。 

 

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1967年~70年の映画音楽 ⑪ 「天と地の間に」 木下忠司

 
 
 「天と地の間に(Entre Terre et Ciel)」は、世界的名声をもつ登山家ガストン・レビュフェが、ヨーロッパ、アルプスの岩壁に挑む記録映画です。ガストン・レビュフェが製作・監督・脚本を担当しました。
 1961年製作のフランス映画ですが、日本では1967年夏に公開されました。日本語版では公開される際に、木下忠司の音楽が使われました。
 文化放送の「ユア・ヒット・パレード」では6月26日に20位で初登場、7月31日に最高位9位、8月14日に14位までランクされました.。
 ラジオ番組「スクリーン&ミュージック」では8月6日に10位で初登場、9月17日に7位にランクされました.。
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1964年のポップス ⑮ シルヴィバルタン 「おセンチな17才」 「恋の涙」

 

”アイドルを探せ”が大ヒットする前に、シルヴィバルタンは日本で3枚のシングル盤

をリリースしています。
 1枚目は、ポールアンカが彼女のために書いた”いつでもあなたを)I'm Watching)/(B面) 悲しき雨音”(1963年12月発売)で、B面はカスケーズのヒット曲のカヴァーです。
 2枚目は”おセンチな17才(Tous Meis Compainsa)/(B面)想い出のダンス・パーティー(Comme L'ete Demier)”(1964年3月発売)。B面はチェビー・チェッカーのカヴァーです
 3枚目は”恋の涙(Ne Ten Vas Pas)/(B面)ツィスト・アンド・シャウト"(1964年7月発売)で、3枚とも日本ではほとんどヒットせず、特に”恋の涙”の日本シングル盤はレアーだそうです。
 
 ”おセンチな17才(Tous Meis Compainsa)”は、フランスでは1962年のファーストアルバムに「Sylvie」に収録、EPとシングルでもリリースされ、ヒットしました。
 
 
 
 
 
 
 シルヴィ・バルタンの日本での3枚目のシングル、”恋の涙(Ne Ten Vas Pas)”です。フランスでは1963年のセカンド・アルバム「Twiste et Chante」に収録、EPでもリリースされました。
 オリジナルはジャズ・ベーシスト、ベン・タッカー作のジャズナンバー"カミンホーム
・ベイビー(Comin' Home Baby)で、ジャズヴォーカルのメルトーメ、ジャズ・フルートのハービー・マンでヒットしました。他にも多くのジャズミュージシャンが演奏しています。
 シルヴィ・バルタンの歌も、ジャズっぽいアレンジで、スタイリッシュで今聴いても新鮮です    (Kann Dorao)。
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1968年のポップス ⑧ ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ 「ウーマン・・ウーマン」 「「オーヴァー・ユー」

 

ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ(Gary Puckett & The Union Gap)は、歌手のゲイリー・パケットを中心にした5人組のポップ・ロックグループです。

 ゲイリー・パケット&リマーカブルズというバンド名でしたが、1967年初頭にゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ に改名し、南北戦争当時の軍服をユニフォームにして活動。1967年にCBSのプロヂューサー、作曲家ジェリー・フラーの目にとまり、Columbia レコードと契約。米国では1967年11月にリリースしたファースト・シングル”ウーマン・ウーマン(Woman Woman)”がチャートの4位にランクされるヒットになりました。なんといってもゲイリーパケットの朗々とした、豊かでおおらかなテナー・ヴォーカルが魅力だったのだと思います。
 日本でも文化放送「オール・ジャパン・ポップ20」で、1968年2月25日に19位で初登場、3月24日に最高位4位、5月12日に20位までランクされました。
 TBS「今週のベスト10」では、1968年2月11日に11位で初登場、4月21日に最高位2位、5月26日17位までランクインしました。 「洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)」の「1968年間ベスト100」では11月位に選ばれています。 
 
 
 
 
 
 
 
  ゲイリー・パケット&ユニオン・ギャップ の、米国で1968年9月にリリースされた4枚目のシングル”オーヴァー・ユー(Over You)”(ジェリーフラー作曲)です。米国では最高位7位にランクされました。
 ゆったりとしたソフトな良いメロディーですが、日本ではポップス・チャートにランクされるヒットにはなりませんでした。   (Kann Dorao)
 
 
 
 
 
 
  
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パク・ヘリョン 「コリア」 少女隊 「コリア」

 
 
 
 
 米朝会談の6月12日を迎えるにあたり、韓国へ、エールを送るつもりでパク・ヘリョン「コリア」をUPしました。「コリア」は1988年に開催されたソウルオリンピックを記念した歌です。
 オリジナルは Leslie Mandoki & Eva Sun 「KOREA」。Youtubeの解説によると、レスリーとエヴァの二人は1986年のMBC国際歌謡祭に別々のグループのメンバーとして出演して出会い、結婚。「KOREA」は二人の縁を作ってくれた韓国の思い出を歌った曲なのだそうです。
 パク・ヘリョンは1970年に「黒猫のタンゴ」をカヴァーした「黒猫ネロ」を歌っって大ヒットした少女歌手でした。改めて「コリア」の歌詞を見ると希望がいっぱい溢れた歌詞で、平和の願いが強く感じられます。
 
 
   コリア
 
 まばゆいばかりの太陽の日差し 闇を蹴って世界がいっぱい明るくなる
 その紺碧の空にはばたく 鳥の声が聞こえてくる
 朝 五つの風の自由と太陽が浮かび上がる 花の平和
 友よ 9月が来ればあなたのために 祭りの歌を歌うだろう
  五つの夢の国コリア 陽が沈まないコリア 夢の国コリア明日へ行く 
 夢の国コリア 陽が沈まないコリア 夢の国コリア 幻想のコリア
 
 太平洋を渡って 大西洋を渡って 私たちの夢が走って行く
 友よ 来て あなたを呼ぶよ 平和の歌聞こえるだろう
 日々未来に向かって 地球は広くて熱い心
 永遠に消えない希望の花火 世界いっぱい明るくするだろう
 五つの夢の国コリア 陽が沈まないコリア 夢の国コリア明日へ行く 
 夢の国コリア 陽が沈まないコリア 夢の国コリア 幻想のコリア
 
 
 
 
 
 
 
 少女隊「コリア」。歌詞が良くて大好きな歌です。Youtubeに日本には「コリア」を少女隊のオリジナルだと思っている人がいると書いてありました。その通りで少女隊のオリジナルだと勘違いしていたのは、私だけではなかったのですね。
 元気な少女隊が好きで、隠れファンの私は少女隊のベストアルバムをよく聴いていました。韓国でも人気があったのですね。派手なアクションでケガが絶えず気の毒でしたが、Youtubeで画像が観られて当時を思い出します。少女隊、勇気が出ます!
 1988年はソウルオリンピックもあり、韓国への偏見もなく韓国音楽がテレビで流れるという親和的なムードにあふれていたと思います。
 2018年のピョンチャンオリンピックで大きな変化が朝鮮半島に訪れています。平和になって繁栄する韓国が早く見てみたい晴れケーキハート

 

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1965年のポップス ⑧ シルヴィ・バルタン 「アイドルを探せ」 「恋のショック」

 

シルヴィ・バルタン(1944年生)は17才でフランス音楽界にデビュー。リトル・エヴァの”ロコモーション”のカヴァーが1962年に1位に、”恋のショック(Si je chante)”も1963年にチャートの1位にランクにされる大ヒットになり、映画にも出演、フランスでスター歌手になりました。
 日本では1964年11月にリリースされた、同名映画「アイドルを探せ」の挿入歌で、”アイドルを探せ”が大ヒットし、1964年末から1965年初頭にかけて各種チャートで1位を独占。フランスでも1位にランクされました。
 
 文化放送「9500万人のポピュラーリクエスト」では、1964年11月12日に21位で初登場、12月17日、24日、31日、1965年1月14日、21日、28日にわたって1位を記録、3月18日に18位までランクされました。
 「洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)」の「1965年間ベスト100」では8位に選ばれています
 
 
 
 
 
 
 
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  ”アイドルを探せ”のB面,“恋のショック(Si Je Chante)"です。フランスでは1963年にリリースされ 1位にランクされました。

 

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1964~6年の映画音楽 ⑩ 「007サンダーボール作戦」より ”キスキスバンバン”

 
 
 「007サンダーボール作戦(Thunderball」)」より、最初テーマ曲になる予定だった”キスキスバンバン(MR,Kiss-Kiss Bang Bang)”の、スローテンポのオーケストラ・ヴァージョンです。この曲は編曲され、いくつか映画で使われていますが、個人的にはこのスロー・ヴァージョンが1番好きです。
 
 
 
 
 
 ”キスキスバンバン(MR,Kiss-Kiss Bang Bang)”のジャズ・オーケストラ・ヴァージョンです。
 
 
 
 
 
 
 ジェームス・ボンドに敵の女スパイ、フイオナ(ルルチアーノ・パルッツィー)が近づき、二人はカーニヴァルの野外のダンス場で踊ります。そこに群衆の中からボンドを狙う拳銃が、銃口をボンドに定めますが。。。。。パーカッションが大きく叩かれ、音楽のテンポが速くなるところは銃口が狙っているところで、発射されると音楽はまたもとのテンポに戻ります。
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1964~6年の映画音楽 ⑨ 「007サンダーボール作戦 」 (1 ) テーマ曲 ”Thunderball"

 
 
 
 「007サンダーボール作戦(Thunderball」)は、007シリーズの4作目です。1965年12月に公開され、前作の「ゴールドフィンガー」以上のヒットとなり、世界興行収入は1965年公開の映画で「サウンド・オブ・ミュージック」に次ぐ第2位を記録、日本でも1966年映画興収第1位になり、世界的なスパイ映画ブームを巻き起こしました。
 「007シリーズ」のなかでも面白さでは、2作目の「007危機一髪/ロシアより愛をこめて」に並びますが、秘密兵器の豊富さ、アクションシーンの多さ、ラストの海中での悪の組織「スペクター」との迫力ある戦いなど見所にあふれ、私は「007シリーズ」のなかで最も好きです。
 冒頭の、ジェームス・ボンドと敵側のスパイとの格闘シーンは、カメラ・ワークとカット割りが見事で、シャープな切れ味にあふれています、敵を倒した後に、洋館のバルコニーへ逃げると、背中に背負うと空を飛べるジェットベルトがあり無事脱出。地上へ降りると美女と愛車アストンマーチンが待っていて、後部のボンネットから防弾板と、後方の敵に向かって放水する装置が使われ、画面が放水の水でゆらゆらぼやけてくると、UPしたタイトルシー・シーンになります。、
 1作目からタイトルを担当するモーリス・ビンダー(Maurice Binder)の見事なタイトルと、トムジョーンズの歌う「サンダーボール作戦」テーマ曲が流れ、最初の10分で「007の世界」へ引き込まれてしまいます。
 
 「サンダーボール作戦」のテーマ曲は最初シャーリー・バッシーの歌う”キスキスバンバン(MR,Kiss-Kiss Bang Bang)””の予定でしたが、公開間際にトムジョーンズの歌う”Thunderball"に差し替えられました。「007公開30周年」を記念してリリースされたCDで、未公開だったシャーリー・バッシーの歌う”キスキスバンバン”を初めて聴きましたが、「ゴールドフィンガー」では良かったのに、”キスキスバンバン”では合わず、トムジョーンズの歌う”Thunderball”に変えて成功だったと思いました。
 文化放送「9500万人のリクエスト」では、1965年12月15日に21位で初登場、1966年2月17日に最高位7位、2月24日に14位までランクされました。
 「TBS今週のベスト10」では12月15日に16位で初登場、12月19日、1966年1月9日、16日に1位、2月27日に18位までランクされました。
 「洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)」では、「1966年間ベスト100」で31位に選ばれています.。
 
 
 
 
 
 
 「007サンダーボール作戦」のテーマ曲を、スローテンポにアレンジしたオーケストラ・ヴァージョンです。   (Kann Dorao)
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