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1974年~の洋楽 ⑤ パイロット「マジック」

 

 

 パイロットのセカンド・シングル"マジック(Magic)"(英国EMIー2217)です。英国では1974年9月にリリースされました。ファースト・アルバム「PILOT」からで、デヴィド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオール(Bill Ryall)の作品で、二人のメロディー・メイカーとしての才能が発揮されています。1970年代ポップスの名曲だと思います。

 英国では11位、米国では5位、カナダでは1位にランクされました。コンサートでは観客が歌詞を一緒に歌うほど人気のある曲です。日本でパイロット初めてのシングル盤(東芝EMR-10731)として発売されました。B面は英国と同じ(Don't Speak Loudly)です。

 

 

 

 パイロットのマジック(Magic)"、1975年にテレビ番組に出演した時の演奏です。アイドル・ポップぽいルックスがロックの時代に合わなくて、過小評価されたのではと思ってしまいます。

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1974年~の洋楽 ④ パイロット「ジャスト・ア・スマイル」「Don't Speak Loudly」

 英国のポップ・ロック・バンド「パイロット(Pilot)」は1973年にデヴィド・ペイトン(David Paton)とビル・ライオールBill Ryall)の二人によって結成され、,後にステュアート・トッシュ(Stuart Tosh)が参加しました。

 EMI レコードと契約し、デビュー・アルバム「PILOT」を1974年にリリース、プロデュースはアラン・パーソンズ(Alan Persons)が担当しました。デヴィド・ペイトンがプログレッシブ・ロックが好きで、何人かの候補者から、ピンク・フロイドの「狂気」のプロデュースをしたアラン・パーソンズを選んだと言われています。

 ファースト・アルバム録音後にイアン・バーンソン(Ian Barinson)が加入、4人組グループとして活動しました。1975年にはセカンドアルバム「First Flight」をリリース。特に「First Flight」は豊かで美しいメロディーの曲が多く、ポップスの名盤といってよいです。私は1970年代のポップ・ロック・バンドのなかで、「パイロット(Pilot)」は最も過小評価されたグループだと思っています。英国でのシングル・リリースを中心に、アルバムに収められた曲を紹介していきます。

 

 

 

 デビュー・アルバム「PILOT]( から、ファースト・シングル"Just Smile"(英国EMI2171)です。デヴィド・ペイトンとビル・ライオールの作品で1974年にリリースされました。英国・米国ではチャートインせず、オーストラリアで49位にランクされました。

 

 

 

 パイロットの"ジャスト・ア・スマイル"のB面"Don't Speak Loudly"です。ファースト・アルバムは全曲、メンバーのデヴィド・ペイトンとビル・ライオールの作品です。

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