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1966年のポップス ⑲ ジョン・ウォーカー、スコット・ウォーカー 「サニー」 「ジェントル・レイン」

 
 
 
 スコット・ウォーカー(Scott Walker)、ジョン・ウォーカー(John Warker)2人の歌を2曲ずつ収録したEP、「Solo John/ Solo Scott」は英国では1966年12月にリリースされ、EPのチャートで4位にランクされました。
 そのEPからジョン・ウォーカーで、ボビー・ヘブでヒットした”サニー(Sunny)”です。アレンジがジャージーで落ち着いていて、ややかすれぎみのジョン・ウォーカーの声も雰囲気があります。
 
 
 
 
 
 
  
 EP「Solo John/ Solo Scott」から、スコット・ウォーカーで”ジェントル・レイン(Gentle Rain)”です。ブラジルのギタリストで、”黒いオルフェ”などボサノヴァの名曲を数多く作曲したルイス・ボンファ(Luiz Bonfa)の作品です。
 個人的に大好きな曲ですが、カヴァーされることが少ないので、スコット・ウォーカーの歌で聴けるのはうれしいです。
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1967年のポップス ㉜ ウォーカー・ブラザース 「ラヴマイナスゼロ」 「ロンリーウィンズ」

 
 
 
 
  ”二人の太陽”(フィリップスSFL-1100)と同時期、1967年5月に”発売されたシングル”ラヴ・マイナス・ゼロ(Love Minus Zero)/(B面)ロンリー・ウィンズ(Lonely Winds)”(フィリップスSFL-1101)です。
 2曲共ウォーカー・ブラザースの英国でのファーストアルバム「Take It Easy on Yourself」に収録されていたナンバーで、日本のみのシングルリリースです。”ラヴ・マイナス・ゼロ”はボブ・ディランの作品です。
 ”二人の太陽”と一緒に、こんなシングル盤が日本で発売されていたとは正直言って知りませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 B面の”ロンリー・ウィンズ”は、モート・シューマ(Mort Shuman)ン、ドック・ポーマス(Doc Pomus)コンビの作品で、オリジナルはドリフターズ(1960年)です。
 ウォーカー・ブラザースのファーストアルバム「Take It Easy on Yourself」は12曲中6曲が、オリジナルが黒人音楽(ソウルミュージック)です。
 スコット・ウォーカーの重厚で透き通ったノーブルなヴォーカルは、ソウルミュージックを歌っても黒人とは違った魅力があります。
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