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ヘンリー・マンシーニ ⑨ 「ティファニーで朝食を」より ”Sally’sTomato” ”Latin Goligetly”

 

 「ティファニーで朝食を」から””Sally’sTomato”です。オードリ・ーヘップバーン(Audrey Hepburn)の映画にふさわしい、センスの良い美しいメロディーです。

 

 

 

 「ティファニーで朝食を」から”Latin Golightly"です。ラテン風味のビッグ・バンド・アレンジ、コーラスに、ジャズ奏者のアドリブが楽しめます。

「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)」のサウンドトラックには、一流のジャズ・ミュージシャンが参加しています。アルバムの完成度が高いのは当然です。

Pete Candoli 他(Trumpet)、Dick Nash他 (Trombone)、Ronnie Lang他 (Sax)、Jimmy Rowles(Piano)、 Laulind Armeida他(Guiter)、Red Mitchel (Bass)、Shelly Manne  Milt Holland他 (Drums)、Toots Thielemans (Harmonica)、Lally Bunker (Vibraphone)

 

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ヘンリー・マンシーニ ⑧ 「ティファニーで朝食を」より ”Tiffany at Breakfast” ”Moon River Cha Cha”

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 「ティファニーで朝食を」のサウンド・トラックから、”ティファニーで朝食を(Tiffany at Breakfast)”です。夜明けのニューヨーク、ティファニーの前でタクシーが止まり、下りてくるのはオードリー・ヘップバーン、そしてティファニーの前でパンを食べ始めるという印象的なオープニング・シーンでした。マンシーニらしいやさしくソフトなコーラスの美しい曲です。

 

 

 

 「ティファニーで朝食を」から”ムーン・リヴァー・チャチャ(Moon River Cha Cha”す。”ムーン・リヴァー”をチャチャチャのラテン風にアレンジしたものです。

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ヘンリー・マンシーニ ⑦「ティファニーで朝食を」 ムーン・リヴァー

 ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)はテレビ・シリーズ「ピーター・ガン」「ミスター・ラッキー」、映画「ペティコート作戦」「ハイ・タイム」に続いて、ブレイク・エドワーズ(Blake Edwa-ds))監督とのコンビで「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)」(1961年)のサウンド・トラックを作曲しました。

 この映画はトルーマン・カポーティー原作、オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)、ジョージ・ペパード(George Peppard)主演で、主題曲の”ムーン・リヴァー(Moon River)”はアカデミー主題歌賞、全体のスコアーでアカデミー作曲賞と二つの賞をダブル受賞しました。アルバム「Breakfast at Tiffany's: Music from Motion Picture」は、1962年ビルボード・ポップ・チャートで1位になり、90週間チャート・インしました。

 ヘンリー・マンシーニは映画に使われたスコアーは映画用で、音楽として聴くものとは別のものという考え方でしたので、アルバムとしてリリースする場合は新しく編曲し直してスタジオで再録音しました。映画に使われたオリジナルのコンプリート・フィルム・スコアー(Complete Film Score)は、「Intrada」レーベルより2013年にリリースされました。また劇中でオードリー・ヘップバーンがギターを弾いて歌う「ムーン・リヴァー」は1993年に初めてCD化され、聴くことができるようになりました。

 

 

 「ティファニーで朝食を」からテーマ曲の「ムーン・リヴァー」(ジョニー・マーサー作詞)です・

 

 

 

 映画ではオードリー・ヘップバーンが窓枠に座って、ギターを弾きながら歌っていました。オードリーの声はファニーで、,品があって可愛く、聴いているだけで幸せな気持ちになります。

 

 

 

  2013年にリリースされた「ティファニーで朝食をを」のコンプリート・フィルム・スコアー(Complete Film Score)から、映画で使われた”ムーン・リヴァー”のギターとハーモニカ・ヴァージョンです。

 

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ヘンリーマンシーニ ⑥ 映画「High Time」より ”The Second Time Around”、”Sing Sing Sing”

 

 ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)は、テレビ・シリーズ「ピーター・ガン(Peter Gunn」「ミスター・ラッキー(Mr.Lucky)」の成功後、1960年に映画「ペティコート作戦(Operation Petticoat」と「ハイ・タイム(High Time)」のOSTを作曲しました。「ペティコート作戦」はブレイク・エドワーズ(Blake Edwards)監督、ケイリー・グラント(Cary Grant)、トニー・カーティス(Tony Curtis)主演の第二次世界大戦中の潜水艦を舞台にしたコメディーです。「ハイ・タイム」(日本未公開)はブレイク・エドワーズ監督、ビング・クロスビー、フェビアン(Fabian)、チューズデイ・ウェルド(Tuesday Weld)主演の世代間ギャップを描いたコメディー映画です。

 OSTアルバム「ハイ・タイム(High Time」から、ジミー・ヴァン・ヒューゼン(Jimmy Van Heusen)、サミー・カーンSammy Cahn)作詞・作曲のスタンダード・ナンバー"Second Time Around"です。

 

 

 

  ヘンリー・マンシーニ楽団の「The Mancini Touch」に次ぐセカンド・アルバム「The Blues and the Beat」(1960年)から、”シング・シング・シング(Sing Sing Sing)”です。この曲は1938年カーネギー・ホール・コンサートでのベニー・グッドマン(Benny Goodman)楽団の演奏が有名ですが、マンシーニはクールなウェスト・コースト・ジャズのビッグ・バンド・アレンジにしています。

 「The Blues and the Beat」は他のマンシーニのアルバムとは違い、デューク・エリントン(Duke Ellington)の”ムード・インディゴMood Indigo”やエロール・ガーナー(Erroll Garner)の”Misty"などのジャズ・スタンダードと、オリジナルナル・ナンバーををビッグ・バンド・ジャズのアレンジで演奏しています。1961年に「Best Large Jazz Ensemble」(主にビッグ・バンド・ジャズ)部門でグラミー賞を受賞しました。

 Conrad Gozzo, Pete Candoli他 (trumpet)  Dick Nash他 (Trombone)  John Graas, Vincent DeRosa他 (French Horn)  Ronnie Lang ,Ted Nash, Wilbur Schwartz他 {woodwinds)  Larry Banker, Victor Feldman {Vibraphone)  John Williams (piano)  Jack Sperling (drums)

 

 

 

 

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ヘンリー・マンシーニ ⑤ アルバム 「The Mancini Touch」より「Traverin' Light」 「Politely」

 

 ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)は映画音楽のOSTだけではなく、自身の楽団のアルバムを毎年リリースしました.。自作曲だけでなく、ジャズのスタンド・ナンバー、他の作曲家の映画音楽やヒット曲を、マンシーニのアレンジで演奏した作品集です。

 アルバム 「The Mancini Touch」(1959年)はテレビ・シリーズ「The Music From Peter Gun」「More Music from Peter Gun」のヒットに続いてリリースされた、マンシーニ楽団の演奏集です。"My One and Only Love"、"Robin's Nest"、"That's All"などのスタンド・ナンバーとマンシーニのオリジナル曲が収録されています。

 UPしたのは「The Mancini Touch」より”Traverin' Light”です。ジャズ・トロンボーン奏者トラミー・ヤング(Trummy Young)作曲、ジョニー・マーサー(Johnny Mercer)作詞で、ビリー・ホリデイ(Billy Holliday)がポール・ホワイトマン(Paul Whiteman)楽団をバックに1942年にレコーディングしました。

 

 

 

 ヘンリー・マンシーニのアルバム 「The Mancini Touch」(1960年)からマンシーニ作曲の”Politely”です,。このアルバムにはウェスト・コーストのジャズ・ミュージシャンが参加していて、ジャズ奏者のアドリブ演奏を楽しめます。

 Shelly Manne (Drums)、John Williams(Piano)、Robert Lang,Ted Nash(Sax)、Victor Feldman(Vibraphon)

 

 

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ヘンリー・マンシーニ ④ 「ミスター・ラッキー」より ”ミスターラッキー” ”Softly”

 

 ヘンリー・マンシーニ(Henry Mancini)の”ミスターラッキー(Mr. Lucky)” です。「ミスター・ラッキー」はブレイク・エドワーズBlake Edwards)監督で、1959年から1960年に放映されたテレビ・シリーズで、昼は豪華客船、夜は賭博場に早変わりする船を舞台にラッキー船長が次々に犯罪事件を解決していくというドラマです。音楽はヘンリー・マンシーニで、テレビ・シリーズ「ピーターガン」に続く、ブレイク・エドワーズとのコンビ作品です。

 オルガンをベースにしたソフトな美しいメロディーとサウンドで、初期のマンシーニの代表作だと思います。

 

 

 ヘンリー・マンシーニのアルバム「Music from Mr.Lucky」(1960年)から”Softly”です。アイヴォリー・サウンド(Ivory Sonnd)と呼ばれたソフトなブラス・アレンジに、マンシーニのロマンチックなピアノ・ソロが、後年の「ひまわり」や「ロミオとジュリエット(作曲ニーノ・ロータ)」の演奏を想い起こさせます。

 

 

 

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ヘンリー・マンシーニ「暁の出撃」 ② 「I'll Give You Three Guesses」「Smile Away Each Rainy Day」

 

 映画「暁の出撃(Darling Lili)」(1970年)は第一次大戦中のドイツの女スパイ(ジュリー・アンドリュース)と、英国空軍将校(ロック・ハドソン)のラブ・ロマンスを描いた音楽劇で、ジュリー・アンドリュースの歌がたっぷりと楽しめます。音楽は名匠ヘンリー・マンシーニです。

 監督は「ティファニーで朝食」「ピンクの豹」「グレートレース」などのブレーク・エドワーズです。コミカルで明るいブレーク・エドワーズらしい作品です。

 UPしたのは「暁の出撃」(1970年)からジュリーアンドリュース(Julie Andrews)の歌で 「I'll Give You Three Guesses」です。1940年代を舞台にした映画なので、途中でタップダンスが入ったりするノスタルジックな楽しい曲です。「Smile Away Each Rainy Day]共に、作詞はジョニー・マーサー(Johnny Mercer)です。

 

 

 

 

 「暁の出撃」(1970年)からジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)の歌で「Smile Away Each Everyday」です。

 

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映画「いつもふたりで」(Two For the Road) ヘンリー・マンシーニ                "Two For the Road" Henry Mancini

 

 

 「いつもふたりで」はオードリー・ヘップバーン、アルバート・フィニー主演、スタンリー・ドーネン監督の1967年のイギリス映画です。

 スタンリー・ドーネンは1950年代に「雨に唄えば」「略奪された7人の花嫁」「パリの恋人」などの傑作ミュージカルを、1960年代にはサスペンスドラマの秀作「シャレード」「アラベスク」を監督しています。特に「シャレード」は何回観ても面白い映画で、もっと高く評価されてよいと思います。オードリー・ヘップバーンとは「パリの恋人」「シャレード」に続く作品です。

 ヘンリー・マンシーニは、オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」「シャレード」「いつもふたりで」「暗くなるまで待って」の音楽を作曲しています。マンシーニの都会的でソフィスティケートされた音楽が、ヘップバーンの清楚でエレガントなイメージにぴったりなのでしょう。
 UPした画像は「いつもふたりで」からテーマ曲です。サントラはアルバムを通して聴くと飽きる場合がありますが、マンシーニはメロディー、アレンジが素晴らしく、ジャズの要素もあり、音楽として楽しめます。「いつもふたりで」はマンシーニのサントラの中でも五本の指に入る名作だと思います。  
 
 
 
 「いつもふたりで」のOSTより、コーラスなしのオーケストラ・ヴァージョンです。
 
 
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ヘンリー・マンシーニ ③ 「More Music from Peter Gunn」より "My manne Shelly""Profound Gass"

 

  ヘンリー・マンシーニが音楽を担当したテレビドラマ「ピーターガン(Peter Gunn)」は、1958年9月22日~1961年9月18日まで3年間にわたって放映されました、ヘンリー・マンシーニはこのドラマの音楽で、エミー賞と2つのグラミー賞(ベストアルバムと編曲)に輝きました。

  企画・演出・脚本 ブレイクエドワーズ
  出演 クレイグ・スティーヴンス、ローラ・アルブライト
  音楽 ヘンリー・マンシーニ
 
 OSTアルバム 「Music from Peter Gunn」(RCA Victor LSP-1956) 1958年
        「More Music from Peter Gunn」(RCA Victor LSP-2040) 1958年
 
 レコーディングにはウェストコーストのジャズミュージシャンが参加しています。
 
 (Tp.)  Pete Candori
 (As,)  Dick Nash
( Fluit). Ronnie Lang
 (Tromb.)  Dick Nash
 (Piano)  John Williams
 (dr) Shelly Manne など
 
  主人公がクール・ジャズの好きな私立探偵という設定なので、ドラマ中にショーティー・ロジャース、ローリンド・アルメイダなどのジャズミュージシャンの演奏シーンが使われています。
  UPしたのはアルバム「More Music from Peter Gunn」より、"マイ・マン・シェリー(My Manne Shelly)"です。洒落たアレンジで、心地よくスィングする、ウェストコーストジャズらしいサウンドです。タイトルの”My Manne Shely”は、ドラマーのシェリー・マンのことで、ブラシを使った快調な演奏が聴けます。
 
 シェリー・マンは「ピーター・ガン」の音楽を題材にしたジャズ・アルバム「Shelly Manne&His Men Plays Peter Gunn」「Sun of Gunn」の2枚のアルバムを、1959年にContemporary レコードよりリリースしています。日本ではキングレコードから発売されました。
  
 
 
  アルバム「More Music from Peter Gunn」より、”プロファウンド・ガス(A Profound Gass)"です。 
 ”My Manne Shely"と同じスモール・コンボの演奏です。イントロのピアノがカウント・ベイシー風で、クールジャズというより、中間派(Main Stream jazz)のスウィングする、くつろいだ演奏になっています。   (Kann Dorao)
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ヘンリー・マンシーニ ② 1958年 「ピーターガン(Peter Gunn)」「Slow And Easy」

 
 
  1958年にヘンリー・マンシーニは、友人の映画監督ブレイク・エドワーズ(「ピンクパンサー」「ティァニーで朝食を」)に、自分が監督するテレビドラマ「ピーターガン(Peter Gunn)」の音楽の担当を頼まれました。
 当時ユニヴァーサル映画はスタジオシステム(自社のスタジオと自社のスタッフで映画を製作する)が崩壊し始めたかけていた時期で、マンシーニもユニヴァーサル映画の音楽スタッフを辞めたばかりでした。
 この「ピーターガン」の音楽が、マンシーニを一躍有名にさせるだけでなく、映画音楽・サントラの世界を大きく変える作品となりました。
 
(「Henry Mancini  The Days of Wine and Roses」(CD3SET)の、Gene Lees 氏解説)より引用させていただきます。
 
 このドラマはテレビドラマ史上初めて音楽にジャズが用いられた。
 ”当時はクールなウェストコーストジャズの全盛期でね。実を言うと「ピーターガン」のテーマ曲は、ジャズよりもロックンロールから取り入れた部分が大きいんだよ。僕がギターとピアノをユニゾンで使って、音楽用語でいうところのオスティナート(固執反復)で演奏させた。それを曲全体にわたって続けさせることで、不吉な雰囲気を生み出して、そこに恐ろし気なサックスとシャウトするようなブラスの音を加えたんだ”。(マンシーニ談)
 マンシーニが登場するまで、映画音楽はほとんどがヨーロッパのクラシック音楽を下敷きにして作曲されていた。ジャズなど入り込む余地はなかった。
 マンシーニはビリー・メイなどのジャズ畑の人間を多いに尊敬していたが、自分がジャズの演奏者や作曲者であると言ったことは一度もない。しかし彼のルーツはジャズに深く根差していた。特に彼がテックス・ベネキー楽団と一緒に活動していた頃(1940年代後半)に終わりを迎えていた、ビッグバンド全盛期の音楽に愛着を感じていた。そしてそういった自分のルーツを引き出すだけの役割と機会が与えられると、彼は迷わず映画音楽にジャズを導入した。
 
「ピーターガン」のサントラを、RCAレコードはたったの8000枚しかプレスせず、1週間のうちに売り切れとなった。アルバムはビルボードのチャートで1位となり、その座を10週守った。そして結局2年以上もチャートにとどまり、売り上げ枚数もサントラ・ジャズのアルバムとしては空前の100万枚突破を達成した。これによりヘンリー・マンシーニの名前は広く一般に知られるようになった。アルバム「ピーターガン」はアメリカ音楽史上に名を残すひとりの音楽家の、レコーディング、コンサートキャリアの出発点になったのだ。
 (「Henry Mancini  The Days of Wine and Roses」(CD3SET)の、Gene Lees 氏解説より)
 
 UPした画像は「ピーターガン」のOSTからです。
"Peter Gunn"
 "Sorta Blues"(2:;,03)
 "Dreamsville"(4::41)
 "Session at Pete's Pa(7:08)"
 "Fall Out"(9;17)
 "The Floater"(12;22)
 
 
 
  
 「ピーターガン」のOST「、Music from Peter Gunn」より、"スロウアンドイージー(Slow And Easy)”です。
 
 
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