こんばんわ。 東京都北区 人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
今年は「ゆとり教育」を受けてきた皆さんが社会人になった年です。
4月に入社してはや半年が経過しました。
入社年度により、その年度に相応しい社員の特徴を言われるものです。
新聞紙上によると、本年入社組の彼らは「私生活を重視する世代」と
言われているようです。
実は私の新卒時代、「私生活を大事!?」にしたほうですので、
新卒の皆さんのお気持ちがよくわかるところです。
私は大学を卒業して神奈川県に本社をおくある大手機械メーカーに入社しました。
一部上場会社でしたので地方にも、海外にも多くの工場を所有しております。
入社してすぐに、ある地方へ転勤を命じられました。
私は人事部でしたので、人事担当役員と人事部長から直々に面接をし、転勤を命じられたわけです。
組織人である限り、社命に従わなければなりません。
ところが私はその命に従いませんでした。
それも即座に断ってしまったのです。(今の私には考えられませんが・・・。)
理由は単純で、友達が多くいる神奈川から離れたくなかったのです。
しかも募集要綱には「本社勤務」と書いてあったからです。
社会人として未成熟な私は、そのような理由をお伝えし、その後は本社でしばらく勤務しておりました。
しかし工場の労務管理を知らずして、メーカーの人事部員が務められるわけはありません。
結局、工場へ転勤することになりました。
嫌がっていた地方での工場勤務がその後の職業生活に大きなプラスに作用していくことは
ここで述べるまでもありません。
人事担当役員、人事部長が善意に掛けてくれた転勤命令を素直に受け取らず、
その場で即座に断ったことを今でも後悔しております。
フレッシュマンに言えることは、転勤を命じられたとき、その目的等を考え
受け入れる気持ちをもつことも必要であろうと考えます。
私生活を重視することも大切ですが、転勤という新しい職場環境に身を置くことにより、
幅のある人材へステップアップできるチャンスとも思うからです。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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