───会社に安定と発展を 社員にいきがいと成長を───
こんばんわ 東京都北区の人事コンサルタント・社会保険労務士 内野光明です。
65を超えるベテラン経営者にお話しをいただける機会に恵まれました。
60歳のときにストレスからくる病気で、入院を10日程度されたそうです。
前々から病院にかかっており、その入院に際しては、計画のとおり入院し、
計画のとおり手術を受け、予定日どおりに職場復帰されたそうです。
入院する前には、10日間の業務の指示も出し、何かあったら社長の代役はAさんと
社員に周知し、Aさんの指示に従い業務を遂行してほしい、というところまで
段取りを立て入院されたそうです。
ところが、たった10日間でも社内は混乱し、その混乱は取引先にまでも波及したそうです。
なぜ混乱が生じてしまったのか、社長はすぐに気付かれたそうです。
「今まですべての業務に対し私(社長)が関与し、営業も、現場も第一線で
引っ張ってきたからだ」と。
やはり社長の指示や存在がないと、現場が回らなかったのですね。
今は、その反省をもとに第一線は各部署の役職者に任せ、社長は管理面に徹しているそうです。
これなら何が起こっても現場が回っていきますよね。
さて以前、「会社がさらに発展する企業とは、どのような企業か」というお話をある
経営コンサルタントから聞きました。
それは「社長が社員に仕事を任せている会社」とのことです。
本日、お話をいただきました社長の会社は、この不況下である昨今においても
毎年、黒字経営だそうです。
社長不在が招いた企業体質の改善だと感じました。
追伸
病気の原因も、第一線でバリバリ仕事をしてきた心労から生じたものだそうです。
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workup人事コンサルティング
社会保険労務士 内野 光明
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