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生誕120年 武井武雄の世界展-こどもの国の魔法使い-  

2014-08-06 | ア-トな話し

大阪高島屋7階グランドホール 8/6~8/18

長野県岡谷市に生まれた武井武雄(1894-1983)は、大正から昭和にかけて、「こどもの心にふれる絵」の創造をめざし、『コドモノクニ』『子供之友』『キンダーブック』などの児童向け雑誌で活躍しました。特に"童画"〈大人が描くこどものための絵〉という言葉を生み出し、それまで童話の添え物として扱われていた絵にいのちを吹き込みました。

武井武雄生誕120年を記念し、童画、版画、刊本作品、おもちゃ・陶芸など約400点にのぼる、過去最大にして故郷・長野県岡谷市以外ではじめての巡回展。


武井武雄が活躍したのは大正12年から昭和58年だ


イソップモノガタリ 表紙


ふねのなか 1964年(昭和39年)


たくさんある作品の中で私の一番のお気に入りがこれでした



空のむこう 1964年(昭和39年)


淡い太陽、緑の小山、頂上の城、大きな鳥、遠くの町、湖のほとりの小さな少女・・・・

いいですね。



そしてこの絵にはびっくりです



鳥の連作 NO.11 1973年(昭和48年)

ピカソ???岡本太郎????

昭和に青春時代だったけれど武井武雄さんの作品は残念ながら、今まであまり知ることが
なかった。

今の時代の絵本とも変わらないような気もします


以前に

デビュー20周年記念 島田ゆか 絵本原画展へ行ったことがあります。ここ



島田ゆかさんの絵本です


会場の出口に 塗り絵の用紙がありました
一枚貰ってきました。



久々にチャレンジしてみるかな~



展覧会は7階で行われますが、一つ下の6階には美術画廊があり、時々覗いています

素晴らしい作品に出会えますよ 高いですが・・・

観覧は無料ですが係員がきちっと付いてきます。写真撮影は出来ません。カタログもあまり見かけない。

そこで今回 【高島屋幻想博物館】が開催されます


■8月6日(水) → 12日(火)
■6階美術画廊



『高島屋幻想博物館展』は、東京・日本橋、大阪、京都、横浜、名古屋、新宿の高島屋各店にて開催されます。
現実にはないことをまるであるかのように心に思い描くこと、存在さえ疑わしい事柄に心を寄せること、など“幻想”は誰しも経験していることかもしれません。子供の頃に夢中になった本や漫画、映画などから思いをよせることも、そういった経験のひとつといえるでしょう。しかし、大人になるに連れ幻想の世界へのあこがれは心の片隅に追いやられてしまい、日常の中に徐々に埋もれていってしまってはいないでしょうか。今展では、そんな実態のありそうで無いものに思いを馳せ、形にしている作家による、幻想博物館を作りました。絵画、彫刻、工芸、それぞれの分野で活躍する気鋭のアーティスト、総勢27名が鑑賞者を幻想の世界へ誘います。この博物館の展示作品をご覧いただくことで、心の片隅に眠っていた不確かな“幻想”へのあこがれ、畏れ、など様々な思いを呼び起こすことができたら幸いです。

いつも通り、写真撮影は出来ませんが、今回はカタログが販売されています。
税込500円です。
そしていつも通り作品は買うことが出来ます。画廊ですものね



これがカタログです。30ページ程です。



cardiovascular
小俣英彦 1977年生まれ

cardiovascularとは心臓とそれに接続する血管によって構成された循環器の意味

まさに幻想の世界ですね




バシリスク

田畑奈央人  1969年生まれ

ひとめ見ただけで相手を即死させるという伝説の生物バジリスクと同じ名を持つ美しい爬虫類。その土台とするものは、その伝説上の犠牲者たちなのか・・・

まさに幻想の世界です

どれをとってもすごい作品の数々
いずれも販売値段が明記してます。

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