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ようこそ、紀元前52年へ
池上曽根弥生学習館は、弥生時代のものづくりを「いつでも」「だれでも」体験できる施設です。泉大津市と和泉市に広がる弥生時代の大集落「池上曽根遺跡」。

池上曽根弥生学習館

貫頭衣
貫頭衣とは、布の中央に穴をあけ、その穴に頭を通すタイプの衣服である。貫頭衣は古代世界では広く着用されていた。古代ローマではトゥニカが上流階級の下着ないし下層階級の普段着として着用された。日本でも弥生時代には一般的衣服であった。現代まで生き残っている貫頭衣としては南米のポンチョがある。メキシコでは、女性の民族衣装としてブラウス・ウィピルが現在でも儀式に用いられる。巫女の上着として使われる千早も貫頭衣の一種とすることがある。