湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

浅村理江という画家

2015-06-30 17:23:20 | Weblog
今日は南青山に行き、絵を買ってきました
浅村理江さんという若い女性の画家の絵です
私は以前に1枚彼女の絵を買って、持っています
窓辺のバスケットの中に、ぬいぐるみが並べられた可愛い作品です

浅村さんは、ハイパーリアリズムの画家です
リアリズム絵画は冷たい印象のものが多い中で
彼女の作品は独特の暖かみがあり、彼女にしか描けない物語があります
対象への愛が、画面全体にあふれ出ているのです

今回買った絵は少女像です
モデルは彼女の妹さんだそうです
いかにも彼女らしい、身近な対象への愛情あふれた作品です
今日観た絵の中では、一番優れたものだと思います
大変気に入りました

ただし、はじめは少女像を買う気はありませんでした
私は、ぬいぐるみの絵のようなものを買う気で出掛けたのです
ところが、ぬいぐるみの絵は1枚しかなく
しかも、すでに売約済みでした
もし、あの絵が売約済みでなかったら、私が買ったと思います

私には、少女像を眺める趣味がありません
家の中に飾るのには抵抗があります
私には娘がおりますから
彼女の肖像画であれば、喜んで家に飾ったでしょう
アカの他人の肖像画を家に飾る気にはなりません

それでも、私がその絵を買ったのは
間違い無く、その絵が優れたものだからです
今回展示されたものの中でも,最高傑作だと感じました
おそらく、一気に描き上げたものでしょう
彼女の筆遣いには、一点の迷いもありません

もともと
私には、彼女の作品のコレクターになりたいという気持ちがありました
その気持ちがあったので、わざわざ東京まで出掛けたのです



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