湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

きょうだいを失う思い

2023-08-07 11:55:44 | Weblog

義兄の死に際し、これほどのショックを受けるとは、自分でも意外です

その理由は、何より、予想外に急な話だったことです

このところ体調が良くないとは聞いていましたが

すでに70歳ですから、若い時のようにはいきません

これからのんびり過ごせば、あと20年くらいは楽に生きられるのが最近の高齢者です

私の見た義兄は、けして、死が近付いた人の雰囲気はありませんでした

 

2月に父を亡くし、ここで夫を亡くし、姉はどんなに辛いことでしょう

そんな姉の立場を思いながらも、私自身が、とても悲しい気持ちに陥ってしまったのです

姉二人の末っ子の私には男兄弟がありません

今思えば、姉が結婚して兄ができたことが嬉しかったのです

一度も義兄を「お兄さん」と呼んだことはありませんでしたが、男兄弟は嬉しかったのです

 

姉の長女は12年前に亡くなりました

私の最初の姪でしたから、赤ん坊の時は我が家にいました

私にしてみれば、妹のようなものでした

やはり、妹のいなかった私には、彼女の存在は嬉しいことでした

彼女はずっと、私のことを「お兄ちゃん」呼んでいました

私は妹を一人、兄を一人失ったことになります

 

私がこれほど悲しいのですから

姉のことを思うと、言葉がありません

今日、夕方には、義兄の通夜があります

 

 

 

 

 

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