湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

スマホの凄さと人類の”進歩”について

2020-06-22 18:54:00 | Weblog
今日は、今年大学生になった三男が仕事を手伝ってくれました
スマホで動画を撮ったのです
こういう仕事は、私は、まったく苦手です
そんなわけで、やむなく、子供達の助けを借りることになります

今、次男は、コロナ騒ぎのため、大学での授業が無く
オンラインセミナーを受講しています
月曜日は授業が無いそうなので、手伝ってもらったのです
初めてにしては、なんとかなりました

それにしても、スマホは凄いです
私には、とても使いこなせませんが、未知の様々な機能があります
ポケットサイズの通信機能付き超小型コンピューターです
こんな凄い機械が、誰にでも買える価格で手に入ることこそ、凄いです

”この小さな機械が、人々の生活を劇的に変えたのです!”

と、書きたいところですが
実際には、さほど、生活に変化は感じません

つまり
あまりにも便利な機械が発明され
しかも、誰もが手にすることができると
その機械を使った大衆向けのサービスが充実し
結果として、生活が快適になるだけで、不便を感じることがないため
人々は、大きな変化を自覚しないのです

人は、便利なことには、すぐに慣れるのです
不便なことを強制されれば、時代の変化を嫌でも感じます
ところが、便利になる分には、人は抵抗が無いのです
確かにスマホは、私には、使いにくいところもあります
しかし、それで困ることはありません
元々、使ったことの無い機能だからです

スマホの本当の凄さが、これです

”人々に抵抗無く受け入れられて、気付けば、手放せなくなっている”

これが文明の本質であり、”進歩”の本質かもしれません
扱いが難しかったり、高価であったり、奇抜であったりしたら
それが”進歩”だと言われても、人々は受け入れがたいでしょう
人々から受け入れられ、社会に定着してこそ”進歩”なのです


コメント
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