つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

死亡エンドと思わせて・・・

2021年08月14日 | 懐かしアニメ

アニメ『昆虫物語 みなしごハッチ』は
1970~71年にかけて放送されたタツノコプロの名作の一つですが
終了から2年ほど経った後
続編『新みなしごハッチ』(以下『新ハッチ』)が製作された事は
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

『新ハッチ』は前作のラストでハッチと劇的な再会を果たした
ハッチの母である女王様が何と殺されてしまうと言う
無情過ぎて何とも言い様の無い所から話は始まります。

本当の意味でみなしごになったハッチは
妹のアーヤ(声は野村道子さん)を女王にする為
亡母から最後に聞いた場所”美しの丘”を探し出す旅に出向きます。

放送局を変えて、再び旅立ったハッチではあったものの
最初の掴みが悲惨過ぎたのも一因のようにも思えますが
前作ほどの支持を得られず、作品自体は終わりを迎えます。

ちなみに『新ハッチ』の最終回のサブタイトルが

「ああ ハッチ最後の日」

と言うタイトルでして
冒頭の悲惨な顛末(ママが死ぬ)を私は知っていただけに

「最終回はもしかしてハッチが死ぬのでは」

と本気で思っていた事もありました。

同時期の『キューティーハニー』で
聖チャペル学園が焼け落ち、夏っちゃんが殺される回が
「ああ 学園最後の日」でしたから
そちらのイメージも影響していたのかもしれません。

実際の『新ハッチ』の最終回を見た所
別にハッチは死ぬ訳では無いようで、一安心ですが
じゃあ、何故あのような思わせぶりなタイトルを付けたのか
よく分かりません。

もしかすると、当初はハッチが死ぬ予定だったのが
それではあまりに残酷過ぎるので
内容は変更したものの
サブタイトルだけそのまま残したと言う可能性も考えられます。

ただ、そうなるとサブタイトルだけ同じままと言うのも
おかしい気もしますし・・・