つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

歌で悼む鶴ひろみさん

2019年11月16日 | 声優列伝

鶴ひろみさんが亡くなられて二年が経ちました。

鶴さんと言うと声優としての活躍は皆様ご存知の通りで
まだまだ語り尽くせない所もありますが
今回は切り口を変えて語ってみます。

鶴さんは調べて行きますと
キャラクターソング、アニメの挿入歌を思った以上に担当されていまして
その鶴さんの歌われた歌について 順不同で取り上げて行きます。

「命の花」
2013年の聖闘士星矢の続編(?)に
鶴さんが出演された際に演じられたバラスのキャラソン

鶴さんのお声が女性らしさ、大人の魅力を増した円熟期に入った時期に
激しい愛の歌を情感をこめて歌われるのが
今となっては心を打ちますね。

歴史番組のエンディングに合いそうな歌かな?
と個人的には感じました。

「Wispering Misty Night」
鶴さんの代表作オレンジロードでは
ED「夏のミラージュ」のカバーの他に
鶴さんの持ち歌としてこの歌があります。

まどかさんが甘い声で歌うまどかさんのキャラソン
・・・と言って良いんでしょうか
艶っぽさ美しさのある歌声は非常に聞き惚れます。

「地上最強のGS」
こちらは美神さんのキャラソン

既にご紹介した二曲と違い、激しい美神さんらしいアップテンポな曲です。

また、この歌は台詞がありまして
後半、横島くんに強さと迫力を見せる部分と
その前のおキヌちゃんに話しかける優しい感じのギャップが
鶴さんらしくて印象的です。

「猫に恋したヘンな犬」
これはスパンクとキャットのキャラソンです。

つかせさんがスパンクのキャットへの思いを歌い上げるのに対し
鶴さん(演じるキャット)が突っ込みを入れると言う構成の歌になっております。
また、ここでのキャットは劇中とは異なり、台詞がありますが
スパンクへの突っ込みは的確と言うかかなり冷たいと言いましょうか・・・

ちなみに、サビの部分は
つかせさんと鶴さんのデュエットになっていて
珍しい取り合わせですが、聞き応えのある所でした。

他にも鶴さんと山本正之先生とのデュエット「はぐれ都鳥」や
ドキンちゃんの「ドキンのララバイ」等々もありますし
これ以外にも私が知らない、入手出来ない
鶴さんが担当されたアニメソングがあるかもしれません。
今後も機会があれば触れて行きたいです。

改めて鶴さん、早過ぎますよ・・・