北浜晴子さんが亡くなられました。
北浜さんと言えば、やはり奥さまは魔女のサマンサが代名詞でして
品と包容力がありつつ、人とはちょっと違った感性のサマンサを
北浜さんが巧みに演じられたからこそ、サマンサは未だに愛されているのだと思います。
サマンサと言うと思い出すのが決まり文句の一つ「よろしい」と言う台詞ですね。
アニメで言うと、サマンサに近い包容力系のキャラも結構演じられた一方
（ハッチのママ、トリトンのルカー、いなかっぺ大将の白雪先生（初代）等）
キューティーハニーのパンサー怪人、マジンガーシリーズのあしゅら男爵、ヤヌス侯爵等
品も凄味もある悪役の印象も強かったです。
奇しくも今年はサマンサの相方のダーリンを演じられた
柳沢愼一さんの訃報もあったばかりで寂しい限りです。
（実際に亡くなられたのは去年）
謹んでお悔やみ申し上げます。
鶴ひろみさんと言えば私にとっては
何度も言っていますが鮎川まどかの鶴さんです。
そんな鶴さんに先んじで
島津冴子さんがまどかさんを演じられた点についても
これまでこのブログでも何度も取り上げてきました。
鶴さんと島津さんの共演と言うと
咄嗟に思いつくのがアニメではないですが
NHKでやっていた人形劇の『のびのびノンちゃん』です。
鶴さんが主人公のノンちゃん、島津さんが友達のウリちゃんを担当されていて
艶っぽい声で活躍されていたお二人が可愛い少女声を出されている
ある意味貴重な作品でもありました。
ちなみに、ノンちゃんの頃に
鶴さんと島津さんが声が似ていると指摘されて驚いたような事を
島津さんご本人が回想されていたと伺いましたが
似てるかな・・・?と個人的にはちょっと不思議に感じた物ですが
プロの感性だとまた違った感じ方があるものと思われます。
共にまどかさんを担当されたお二人だけに
何か感慨深く感じる所もあります。