『特別機動捜査隊』の1973年正月放送分「初笑いトバッチリ三船班」も
普段の特捜隊とは全く違った形の異色な話でしたが
それを上回る異色作が1974年の正月放送分でした。
普段の特捜隊とは全く違った形の異色な話でしたが
それを上回る異色作が1974年の正月放送分でした。
まず「初笑いとらとらとら捕物帳」と言うタイトルが異色で
「初笑い」は去年と同じで良いとして
「とらとらとら」と来て「捕物帳」と言うセンスに脱帽します。
「初笑い」は去年と同じで良いとして
「とらとらとら」と来て「捕物帳」と言うセンスに脱帽します。
話も新年会で盛り上がる三船班のメンバーが
もしも三船班メンバーが時代劇をやったら…
と言う仮定の下で
と言う仮定の下で
ジャネット八田さん演じる女ねずみ小僧が絡んだ殺人事件を
三船主任、水木刑事の同心、関根部長刑事、石原刑事の目明し
さらに畑野刑事の遠山の金さんが追うと言う
普段の設定を時代劇に置き換えたと言う割と異色な内容でした。
三船主任、水木刑事の同心、関根部長刑事、石原刑事の目明し
さらに畑野刑事の遠山の金さんが追うと言う
普段の設定を時代劇に置き換えたと言う割と異色な内容でした。
それにも増して、ぶっ飛んでいるのが
時代劇が進行する合間に、随所で現代視点での突っ込みが入る点
特に三船班メンバーの中で、ただ一人被害者役のため
出番が限られる事になってしまった松木部長刑事が
「時代劇にうるさい」上に宴席で酔いが回りまくったと言うおまけを付けて
派手に突っ込みを入れまくるのが
松長さんの悪乗り気味のノリノリの芝居もあってか
突っ込みが入るたびに大笑いしてしまいました。
時代劇が進行する合間に、随所で現代視点での突っ込みが入る点
特に三船班メンバーの中で、ただ一人被害者役のため
出番が限られる事になってしまった松木部長刑事が
「時代劇にうるさい」上に宴席で酔いが回りまくったと言うおまけを付けて
派手に突っ込みを入れまくるのが
松長さんの悪乗り気味のノリノリの芝居もあってか
突っ込みが入るたびに大笑いしてしまいました。
ああしたスタイルは、この作品の放送される少し前に人気を博した
異色時代劇『天下御免』の影響がもしかするとあったのかもしれません。
異色時代劇『天下御免』の影響がもしかするとあったのかもしれません。
ラストは、何と同心の三船主任が真犯人と分かり
水木同心と三船同心の一騎打ちで何と水木同心が勝ち!
の所で、実は夢オチだと分かるのは良いとして
どの辺りからが夢だったのか、考えるとよく分からなくなりますが
水木同心と三船同心の一騎打ちで何と水木同心が勝ち!
の所で、実は夢オチだと分かるのは良いとして
どの辺りからが夢だったのか、考えるとよく分からなくなりますが
一足早い正月作品をたっぷり堪能致しました。