つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

動物、宇宙人何でもござれ

2016年07月09日 | 声優列伝
大竹宏さんは動物声の第一人者でもあり
色々と変わった生物や癖の強い人物を演じる事が多く
魔女っ子メグちゃんの父親の神崎氏みたいな
普通のしかも紳士的な父親を演じると珍しいと思わせる辺りが
大竹さんの声優としての凄さと言いましょうか…
ここまでの域に達する方は、中々いないのではないかと思います。
 
大竹さんのお名前は私は
『パーマン』のブービーや『アラレちゃん』のニコちゃん大王で覚え
その後『キテレツ大百科』でブタゴリラを演じられたのも見ていましたが、
しばらくして、ブタゴリラも降板された辺りから
名前を聞かなくなった時期があり、何かあったのか気になっていました。
 
そんな頃(2000年頃)に、とある図書館に
大竹さんの評伝
(タイトルは「カータンのなみだ」)が置いてあるのを見つけ、読んでみた所

・『ピンポンパン』のカッパのカータンに非常に力を注いでいた話

・現場では改善した方が良い事を積極的に指摘する
「事起こせ主義」だった話

・『ロボット刑事』で大竹さんがスタッフに端役扱いされた時、
後輩の(K役の)仲村秀生さんが激怒した話

等々(ブタゴリラ降板の経緯も載っていた筈です)を読み
大竹さんの凄さを改めて知りました。
(何回かは読んだのですが、
大分前に読んだので細部は結構間違っていると思います)
 
大竹さんの役で好きなのは
マジンガーのボスもニコちゃん大王も神崎氏も好きですが
一番はやはりあの微妙な感情表現ぶりが秀逸なブービーですね。
 
なお、先ほど紹介した
「カータンのなみだ」は今、改めて読んでみたいと思っているんですが
大分前の書籍なので、見つけるのは容易ではありません。