つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

アニメ変わればキャラ変わる

2014年12月06日 | 声優列伝
鶴ひろみさんと言えば
長い事演じ続けているドキンちゃんとブルマが代名詞ですが
最近、鶴さんの別の代表作『GS美神』を見る機会がありまして
何本か見た所、この作品を非常に気に入ってしまいました。
 
『GS美神』を簡単に解説すると、鶴さん演じる主人公の美神令子が
助手の横島くん(堀川亮さん)達を従え
妖怪退治をすると言う作品なのですが
一番の見所が
鶴さんの美神さんと堀川さんの横島くんとのやり取りでしたね。

時にはセクハラ紛いに、
あるいはハイテンションにアドリブを交え暴走する堀川さんの横島くんを
鶴さんの美神さんが
強烈に(言葉や物理的な方法で)突っ込むと言う具合の
夫婦漫才にも似たやり取りが、面白いんですよ。
また、掛け合いの間に微妙な間が非常に効果的に使われていたのも
掛け合いの妙を際立たせていたように感じます。
おそらく、ギャグアクションや女性アクションものが好きな私の嗜好に
『GS美神』はマッチしていたんでしょう。
 
ちなみに美神さんは、
側にいたらどうかと思う位、色々と難のある性格をしていますが
鶴さんの演じるキャラの印象自体が、元々そう言う印象が強い事もあり
特に気になりませんでしたが、これは鶴さんの魅力が理由かもしれません。
むしろ妖怪退治のシーンとかで、格好良く決めるシーンも多い事から
結構格好良いと思っております。
特にクールに「極楽に行かせてあげる」
と決め台詞を言い放つシーンが印象的でしたね。
 
鶴さん、堀川さんを筆頭にイメージと非常にマッチしたキャスティングもあって
アニメの人気も割りとあった『GS美神』でしたが
諸般の事情で原作の最初の方のみをアニメ化して終わったそうです。
原作はかなりの長期連載作品だったのですが
アニメが原作通り続いていたらどうなっていたのでしょうね?