つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

スパンク最終回の謎

2011年09月17日 | 岡本茉利
茉利さんのアニメでの代表作
『おはよう!スパンク』(以下『スパンク』)
この『スパンク』が終わったのは19825月末と言う時期で
テレビ局の番組改編期にあたる3月末や9月末、
あるいはおもちゃ商戦の区切りとなる1月末から2月の頭
いずれにも該当しない時期に終わっています。
 
以前、私が読んだ『スパンク』製作に携わった
元東京ムービーの山崎敬之さんの本には
『スパンク』は視聴率で
裏番組の『まんが日本昔ばなし』相手に善戦していたものの
関連商品の売り上げが芳しくなかったので
打ち切られたと言う感じに
『スパンク』終了の理由が書かれていました。
 
ただ、実際に最終回を見てみますと
割と綺麗にまとまっていて、
打ち切りで急に用意した最終回だとは考えにくいんですよね。
もしかすると、最初の内に
愛ちゃんがママと東京に行く、愛ちゃんのパパについて区切りがつける
と言う最終回をあらかじめ考えていたのかと思うのですが
実際どうなんでしょうか?
 
ちなみに、改めて『スパンク』の1話を見直すと
愛ちゃんのママは
デザイナーの仕事でフランスへ行く期間について
“1年”を予定していたようなので、一年で終わると言うのは
話としての辻褄は一応合っている事になるんですよね。
 
仮に打ち切りにならなかったら、
愛ちゃんのママの日本への帰国を遅らせる事で
番組を続ける予定だったんでしょうか?