以前も似たようなことを書いた覚えはありますが
亡くなられた松島みのりさんは、様々なキャラクターを演じられまして
タイプとしては、大体三種類に大別できるように思います。
一つ目が少年でして、役としては
キン肉マンのミートくんやどろろのどろろ(これは厳密に言うと違う訳ですが)
が印象に残っています。
二つ目がお転婆な少女で
松島さんと言うと、全盛期に得意にされたのが
この手の役回りだったように思います。
代表作のキャンディキャンディは言うまでもありませんが
マジンガーZのさやかさんもお転婆さに女性らしさが融合した感じで
途中降板されたのが惜しいな・・・と感じましたね。
他にもスパンクのせりのちゃんも
このタイプに分類されるのではないかと思います。
あと、タイプはちょっと違いますがてんとう虫の歌のひよちゃん
ドカベンの山田太郎の妹みたいな感じの幼くてお転婆と言う役所も
松島さんの得意とする所だったのではないでしょうか?
三つ目が大人の女性でして
松島さんが大人の女性を演じると
増山さん辺りと似た感じのクールな雰囲気を見せて下さって
結構好きだったんですよ。
アニメで松島さんの大人の女性と言うと何故か思い出すのが
日高のり子さんと原えり子さんでおなじみの
「おちゃめなふたご」のロバート先生でして
あとは、海外ドラマスタートレックのウラ中尉
あるいは、昔のテレビ特捜部でもその手の役(と言うか人物)を
よく演じられていたのを思い出します。
色々挙げましたが
今、松島さんと言われて思い出すのは
お転婆で活発なひよですね。
ひよは、母親同然の月美さんに対しては
ある時は母性を感じたかのように慕ったり
ある時は重荷を背負った月美さんの身を案じたり
普段のお転婆さとは違った面を見せていて
そうした辺りを松島さんが巧みに表現されていた事が
ひよと月美さんの特別な関係性を強調していたように感じました。
松島さん、色々な役を演じていただいて
今までありがとうございました。