EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

プログレカラオケCD「RocK延髄斬」

2022-07-18 13:12:01 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
プログレカラオケCD「RocK延髄斬」



未開封
なかなか濃いジャケット

1993年リリース。

一度、聴いてからレポートしようかとも思いましたが、
まぁ、良いでしょう。

いつもの事ですが、
タイトルで覗かれた方には、
申し訳ないです。

というのは、
このプログレカラオケCDには、
EL&Pの演奏した曲が入っていないからです。



帯の裏側に記載された、
収録曲一覧

それでも取り上げたのは、
クリムゾンのデビューアルバムと、
エイジアのデビューアルバムから、
それぞれチョイスされて演奏されているようなので、
グレッグ関連1曲とかカール関連1曲であれば、
話材としては薄い感じもありますが、
クリムゾンとエイジアで3曲であれば、
話材として全く薄いとは言えないでしょう。

このCDの制作年を見ると、
加納典明氏がもっとも勢いにのっていた頃ではないかと思います。

加納典明氏、ご自身が本当に監修したCDなのかは、
解るわけもありませんが、
音楽会社がこのシリーズを企画するにあたり、
加納典明氏の名を冠した方が少しでも売れると判断したのでしょうね。

当時は、洋楽ロックのカラオケ自体が珍しい音源であったとも言えますが、
(しかもプログレ)
それに加納典明氏の名前で付加価値を付けたのかも知れません。

開封していないので、解りませんが、
加納典明氏ご本人が、本当に企画したという可能性も、
捨てきれないですね。

「ラウンドアバウト」が入っているのに、
「ナットロッカー」が入っていない割には、
「ヒート・オブ・ザ・モーメント」が入っているなど、
選曲者はプログレに対して独自の視点を持っているのかも知れませんが、
EL&Pは過去の遺物といったところだったのかも知れません。

単に、このCDの演奏担当者が、
プログレの楽曲で、
演奏したい曲、演奏できる曲という事で、
適当に選んだだけという事なのかもね。
案外、これが選曲の本当の背景なのかも。

「ロック延髄斬(り)」というアントニオ猪木の決め技をタイトルに付けているのに、
新日本プロレスのテーマ曲に使用されている「ザ・スコアー」が入っていません。

このカラオケCDのリリース時に、
新日本プロレスのテレビ中継の冒頭で、
「ザ・スコアー」を既に流していたとした場合、
「ザ・スコアー」のカラオケを収録する事で、
このCDのタイトルも収録内容に近づいたというモノであります。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

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