EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ニューミュージックマガジン増刊1971年12月 ロックの世界

2013-06-12 16:02:18 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ニューミュージックマガジン増刊
1971年12月
ロックの世界



画像① 表紙
ミック・ジャガーの目のところの文字は、
マジックのイタズラ書きではないです


この時点における流行のロック・ミュージシャンの語録が、
10頁から95頁とかなりの頁数を割いて載っています。
かなりのインパクトがありますね。

そんな中で、EL&Pは、キースの語録だけがわずかに登場。


画像② 語録部

しかし、キースがスゴイ事を言ったというのではなくて、
あくまでも、ピンク・フロイドのスゴサを持ち上げるために使用されていますね。

ちなみにカラーページは全くありません。

この時点で国内の洋楽メディアは、
EL&Pをどのように捉えていたかが、なんとなく解る箇所があります。

1972年のニュー・スターというコーナーが設けられているのですが、
EL&Pは真っ先に登場します。
およそ、20ぐらいのアーティストやバンドが紹介されていますが、
今にいたるまで名が残っているバンドは、「クレイジーホース」ぐらいだと思われます。


画像③ EL&Pの紹介

EL&Pは、タルカスがリリース済みなのですが、

メロディーメーカー誌が、70年の期待のグループ部門で1位に選び、
71年には、ポップ・ポールのバンド部門で1位を獲得。
これによってメロディーメーカー誌の目の高さが実証されたという水上はる子氏の文章が記載されています。
次のアルバムが「展覧会の絵」をテーマにしたものになるところまでの情報が入っていますね。

この紹介の仕方では、
タルカス自体の評価も、
その多くは、英国での評価に追従していたのかも知れません。

あとは、こんな広告


画像④ ワーナー広告の頁

英国のロック貴族EL&P
彼らは凝り性では有名
ロック怪獣タルカス

なるほど、
彼らはロック貴族なのか?
知らなかったです。

なるほど、
彼らは凝り性なのか、
これはどういう事を指すのであろうか?

特に意味等はなくて、
この時代における、
カッコイイ形容の仕方に過ぎないと思われます。

ワーナーのロックアルバムを購入すると、
ヤングに人気のTIMEX(タイメックス)の腕時計が1,000名に当たるそうです。

以上。

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2013年6月12日 yaplog!

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