ところが最近、初ガツオの時期が年々早くなっていると聞く。カツオが北上を始めるフィリピン沖まで船を出してとってしまうからで、東京でも2月中「初ガツオ」が出回るのを見かける。この海域は孵化して稚魚が成長する場所でもあり、あまり若い魚をとりすぎると、サバやイワシやサンマなどのように成魚の減少に直結するのが心配だ。
それはそれとして(笑)、今夜の晩酌の肴はまさに自身の今年初ガツオ。タタキだがコショウを効かせてあり、ちょっと洋風なテイスト。脂はほどほどだが身が瑞々しく、まさに若い魚の味わいがいい。ホタルイカ漁見学も気になるが、枕崎港の水揚げも見に行ってみたいなあ。