4才になる娘はいま、アイスクリームに目がない。いい子にしてたらごほうびはアイス、機嫌が悪いときの特効薬はアイス、お散歩のときのおやつはアイスと、とにかくアイスさえあればどんな時もご満悦といった感じである。夏場はもちろん、寒波が厳しいこの冬もお構いなしとばかり、ねだっては寒い中でも平気でうれしそうに食べているほど。マイブームもここまで貫き通せば大したものだ。
年末の買い出しで横浜を訪れたときも、かなり寒い日だった。1日中年賀や衣類などの買い物に子ども達をつき合わせたため、夕方になると少々お疲れでご機嫌斜めの様子。早々に引き上げて夕食にしようと、クルマを停めてあった横浜高島屋に着いたとたん、例によって娘が騒ぎ出す。以前、1度ここの地下でアイスを食べたことを、しっかり覚えていたのである。食への好奇心というか執着心はさすが、親譲りといったところか?
いったん言い出したら食べないと収まらないので、地下2階にある『ジェラテリア・パンチエーラ』へとみんなで向かうことに。いわゆる「デパ地下」食品街にあるテイクアウト形式のアイスクリームショップで、ほか新宿店など高島屋の一部の店舗にも出店している。横浜店のショップはフロアの奥まったところにあるため比較的空いており、すぐそばに駐車場階へ行けるエレベーターがあるので帰宅前のひと息に便利だ。店頭にはイスも数脚あり、ここで食べていけるのもありがたい。子ども達はすでに店内のアイスボックスの前で、お気に入りのを選んでいるようである。
ここはイタリアンスタイルのジェラートアイスの専門店で、店名のジェラテリアとはイタリア語で「アイスクリームショップ」の意味。イタリアのアイスクリーム職人である、オーナーのパンチェーラ氏直伝の本場ジェラートが味わえるとあって、買い物客をはじめいつも店頭に行列ができる人気店だ。列に並んで順番が回ってきたら、まずはサイズを決めることに。コーンかカップ、それぞれシングルかダブルが選べるとあり、みんながシングルを頼む中、自分はついダブルを注文してしまった。多忙だった年末のおかげで少々疲れがたまったか、甘いものがやたら欲しくなってしまった。
そしてメニューを選ぶのだが、30種類近くもあり目移りがしてしまう。定番のチョコレートやバニラ、ヨーグルト、抹茶に紅茶、季節の果物も豊富に取りそろえグレープフルーツにりんご、カシスなどなど。さらに「プレミアム」と称するちょっと高めのもあり、宇治抹茶、蜂蜜バニラ、ジャージー牛乳、丹波大納言と見ていると何だかうまそうだ。迷った上でチョコチップと小倉に決定、アイスが2山盛られたコーンを、子ども達がちょっとうらやましそうに見ている。
みんなはすでに店頭のイスに座って先に頂いているようで、こちらもコーンに山盛りのアイスを備え付けのスプーンで交互に頂く。何だか和洋折衷のようになってしまったが、小倉あんと小豆の素朴な甘さ、牛乳たっぷりのジェラートに香ばしい甘さのチョコチップと、対照的な甘さが舌にうれしい。本場イタリアのジェラートは、脂肪分と砂糖が少なく低カロリーである上、素材のフルーツや牛乳は鮮度のいいものをふんだんに使っているため、あっさりした味わいが特徴。さらりとさっぱりした食感で食べやすく、これならおとなにも好まれる訳である。娘はさすがに食べるのが早く、お気に入りのを平らげてご満悦の様子。おかげでこちらもご相伴に預かることができ、何とも光栄である。(2005年12月29日食記)
年末の買い出しで横浜を訪れたときも、かなり寒い日だった。1日中年賀や衣類などの買い物に子ども達をつき合わせたため、夕方になると少々お疲れでご機嫌斜めの様子。早々に引き上げて夕食にしようと、クルマを停めてあった横浜高島屋に着いたとたん、例によって娘が騒ぎ出す。以前、1度ここの地下でアイスを食べたことを、しっかり覚えていたのである。食への好奇心というか執着心はさすが、親譲りといったところか?
いったん言い出したら食べないと収まらないので、地下2階にある『ジェラテリア・パンチエーラ』へとみんなで向かうことに。いわゆる「デパ地下」食品街にあるテイクアウト形式のアイスクリームショップで、ほか新宿店など高島屋の一部の店舗にも出店している。横浜店のショップはフロアの奥まったところにあるため比較的空いており、すぐそばに駐車場階へ行けるエレベーターがあるので帰宅前のひと息に便利だ。店頭にはイスも数脚あり、ここで食べていけるのもありがたい。子ども達はすでに店内のアイスボックスの前で、お気に入りのを選んでいるようである。
ここはイタリアンスタイルのジェラートアイスの専門店で、店名のジェラテリアとはイタリア語で「アイスクリームショップ」の意味。イタリアのアイスクリーム職人である、オーナーのパンチェーラ氏直伝の本場ジェラートが味わえるとあって、買い物客をはじめいつも店頭に行列ができる人気店だ。列に並んで順番が回ってきたら、まずはサイズを決めることに。コーンかカップ、それぞれシングルかダブルが選べるとあり、みんながシングルを頼む中、自分はついダブルを注文してしまった。多忙だった年末のおかげで少々疲れがたまったか、甘いものがやたら欲しくなってしまった。
そしてメニューを選ぶのだが、30種類近くもあり目移りがしてしまう。定番のチョコレートやバニラ、ヨーグルト、抹茶に紅茶、季節の果物も豊富に取りそろえグレープフルーツにりんご、カシスなどなど。さらに「プレミアム」と称するちょっと高めのもあり、宇治抹茶、蜂蜜バニラ、ジャージー牛乳、丹波大納言と見ていると何だかうまそうだ。迷った上でチョコチップと小倉に決定、アイスが2山盛られたコーンを、子ども達がちょっとうらやましそうに見ている。
みんなはすでに店頭のイスに座って先に頂いているようで、こちらもコーンに山盛りのアイスを備え付けのスプーンで交互に頂く。何だか和洋折衷のようになってしまったが、小倉あんと小豆の素朴な甘さ、牛乳たっぷりのジェラートに香ばしい甘さのチョコチップと、対照的な甘さが舌にうれしい。本場イタリアのジェラートは、脂肪分と砂糖が少なく低カロリーである上、素材のフルーツや牛乳は鮮度のいいものをふんだんに使っているため、あっさりした味わいが特徴。さらりとさっぱりした食感で食べやすく、これならおとなにも好まれる訳である。娘はさすがに食べるのが早く、お気に入りのを平らげてご満悦の様子。おかげでこちらもご相伴に預かることができ、何とも光栄である。(2005年12月29日食記)