ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

おおさと工房の惣菜@熊谷

2019年08月02日 | 旅で出会った食メモ
昨夜の夕食は、八木橋百貨店地下の食品街にあるこちらで買い込んだおかず類で済ませた。熊谷の農産品を用いた地産地消の加工組合で、地場野菜の天ぷらとポテトサラダ、農家の家庭で食べられるいなり寿司など、素朴だが素材の味が楽しめてどれもうまい。値引きの時間帯に行ったので、全部で600円ちょいなのもありがたい。

銘菓「ラグビーボール饅頭」は今朝の朝食にして、今日は競技場まで1時間、朝さんぽからスタートしましょう。

ビジネスホテルニューネオ@熊谷

2019年08月02日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
熊谷てくてくさんぽの宿は、駅から南口を出て5分ほどのこちら。新しいが2つもかぶった屋号だが特段に設備が新しいこともなく、お値頃なそこそこのビジネスホテルという感じである。部屋は冷房が効きすぎるほかは、まあまあの広さと清潔感、風呂はシャワーヘッド用の金具が取れかかっているほかは、まあまあの清潔感。3900円相応の宿ってところでしょうか。

晩御飯は八木橋の地下食品店街で調達したので、今夜は街へ繰り出さず宿でおとなしく過ごす。首位攻防戦を見なければならないし。

熊谷涼感てくてくさんぽ8

2019年08月02日 | てくてくさんぽ・取材紀行
八木橋百貨店は中山道沿いにあった呉服店がルーツの、創業120年を超える老舗である。ここ熊谷に1店あるだけのローカル百貨店で、「生活密着百貨店」「埼北の文化発信基地」「小粒でも光る店」を目標に掲げているとある。店内に中山道を通したり、玄関に巨大な温度計看板を掲げているのも、郷土文化の発信の一端なのだろう。

店内はこぢんまりしていながらも、よその百貨店にない独自の店舗構成が面白い。地元チェーンの書店「須原屋」では、雪くまにちなんでかき氷本のフェアを展開。この日は写真にある「猛暑日サービス」の対象となり、各店舗の割引やおまけの宣伝掲示も目に入る。メンズフロアには高温を売りにした、八木橋オリジナル「気温41.1度Tシャツ」なんてのも。

屋上の一角からは市街の北東方面が見渡せ、先ほど拝観できなかった熊谷寺の荘厳な境内が一望できた。水平線方向には、明日訪れる熊谷スポーツ文化公園の競技場群が、陽炎に揺れている。明日は朝からスタンド見学だけれど、またこんな暑さなんだろうか。

あと3箇所ほどさんぽ先を予定していたが、明日の宿はこの近所なので続きはその際に。では、駅裏の宿へと向かいましょう。

熊谷涼感てくてくさんぽ7

2019年08月02日 | てくてくさんぽ・取材紀行
気温38度の熊谷で中山道散策とは、正気の沙汰とは思えないだろう。が、これから歩く区間には、街道なのにきちんと冷房が効いている。なんと、先ほどの八木橋百貨店の中に、中山道が通っているのである。1階フロアの当時の中山道の位置に通路が設けられ、「中山道」との掲示と沿道には宿場町風の行灯まであしらわれている。これは快適な店内散策ならぬ、旧街道さんぽが楽しめる。

もともと八木橋百貨店はかつての中山道に面して建っていたが、大規模改装した際に建物が拡張され、中山道の真上に位置することになった。その際、歴史的資産を守るべく、東玄関と西玄関を中山道に面して設け、それを結んで店内に中山道を往時のままに通したという訳である。東玄関には宮澤賢治の碑、西玄関に中山道碑も配され、なかなか史跡らしい雰囲気も。自分以外にも、この「街道散策」を目当てに来店している方も、ちらほら見受けられる。

東玄関からいざ散策、と館内に入るとすぐに、手形ならぬ記念スタンプ台が置かれ、エレベーターホールの休憩ベンチが毛氈台の休み処のように見える。左には諸国の銘菓店が茶屋のごとく並び、右の化粧品売り場のきらびやかなスタッフにどこか花街風情が漂うような(こらこら)。

少しクールダウンも兼ねて、八木橋百貨店もぶらついてみましょう。

熊谷涼感てくてくさんぽ6

2019年08月02日 | てくてくさんぽ・取材紀行
天気予報などで熊谷の高温が紹介される際、仲町にある八木橋百貨店東玄関にある、この温度計看板が映される。名所らしく写真を撮る人のほか、テレビクルーもちらほら。14時で35.7度はさほどではないか、と向かいにある武蔵野銀行前のライブ温度計を見ると、38度越えきましたね。