ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

旅で出会ったローカルごはん…名古屋 『フォルツァ』の、アボカド料理

2018年05月15日 | ◆旅で出会ったローカルごはん
名古屋めしはちょっと濃すぎ、でもキャラのたったものを食べたい。そんな昨夜の食事の落とし所は、なんとアボカド料理の専門店。中ノ町の「フォルツァ」は、メキシコ産モリビトアボカドを使った料理のみで推す、ヘルシーなお店である。

突き出しのスライスは、甘くとろみある熊本醤油とワサビでいけば、まんまマグロのトロ。リアルマグロブツも加えたユッケも、甘辛いタレと卵黄と絡めたら、赤身肉のそれと見まごう濃厚なみずみずしさ。アボカドは樹上で熟成させるため粘りが強く、もったり舌に絡むクリーミーさをコロナビールで流して、のループが止まららないこと。

そのアボカドオイルを飼料に加えたアボカド豚、通称「(愛母豚)アボトン」のロースステーキが、脂が甘く実に芳醇! きめ細かい赤身肉にほどよく染み、舌にジワリと広がるのがたまらない。余韻に浸りつつ、テキーラのロックをおかわり。小笠原の島ラムを思い出させる粗野さが、沖縄の豆腐ようのような生アボカドと出合い、中米よりも離島の味わいである。

アボカドといえば「森のバター」と呼ばれるほどオイリーだが、オレイン酸系なのでアンチエイジング、かつビタミンも豊富で、体に良いのが嬉しい。これからはご当地ヘルシーごはんも、意識してみようか。

名古屋岐阜てくてくさんぽ2

2018年05月15日 | てくてくさんぽ・取材紀行
格安ウィラーで15時前に名古屋着後、岐阜への打ち合わせに赴く。街を歩き回る時間はないが、岐阜市役所そばの打ち合わせ先まで、国道157号を15分ほど歩いてみた。

岐阜のアイコンといえば、何と言っても信長。駅前には織田木瓜の紋の台座の上に黄金の像がドヤ立ちし、巡回バスの車体にもエキゾチックなイラストが。道中の円徳寺は信長が岐阜に入った際に本陣が構えられたところで、楽市楽座が開かれた場所でもあるそうだ。

そして岐阜の駅前は、柳ケ瀬に代表されるアーケードや飲み屋街が錯綜。いい感じで侘びていて実に惹かれる。こういう街、やはり泊まりで来なければだ。

ビジネスホテルJステーション@名古屋

2018年05月15日 | 宿&銭湯・立ち寄り湯
このたびの名古屋旅、所用ゆえに予算は緊縮をきわめている。アクセスに負けず、今宵の宿もこちら素泊まりで2900円となっております。

外観を見た瞬間、飯能の悪夢というか桃夢がよみがえったが、おふたりさまと兼務ではない専業のBHだった。躯体は雑居ビル、棚や机は板を渡しただけ。古くて簡素だが広くて清潔な、微妙なところで及第なのがいい。ベッドもシングルながら、固さが体にフィットする。

大浴場で一風呂浴びたら、読み放題のマンガにハマるのもよし。バガボンド全巻一気読みしてみようか。