ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

キッチンkokoro』の姫路おでん@姫路

2016年03月27日 | 旅で出会った食メモ

広島食材紀行の最終日は、なぜか姫路に。いつもの最終日延長で、姫路城を見たことがなく衝動下車でのもう一泊もいいかなと。

夕方にお城をぐるりと巡ったら、最終日の晩は恒例の宿飯に。姫路城の帰りに見かけた「キッチンkokoro」で、名物の姫路おでんをテイクアウト。9本1280円で、つゆをたっぷり入れてもらったため、ランはここでおしまいとなりソロリソロリと帰る。もうひとつヤマサ蒲鉾のチーカマドックも購入、姫路城の散策テイクアウトで、ビールのおともにもよさげである。

宿に着いてさっそく店開きしたら、ショウガ醤油の爽やかな香りが漂う。チクワ、ダイコン、厚揚げ、コンニャク、豆腐、スジいずれも、赤黒くなるほどつゆが染みている。チーカマドックは蒲鉾のシャキシャキからチーズがトロリ、衣のしっとりさが優しくて食が進む。

夕方に到着して、お城も見てご当地名物も食べてと、効率良い姫路の旅だ。


姫路城てくてくさんぽ

2016年03月27日 | てくてくさんぽ・取材紀行
車窓から城が見えたから下車した姫路駅前を起点に、17時スタート。歩道の広い大手町通りを帰ってくるお客に逆行して、快調に行く。進むにつれ国宝の白い天守が近づいてくると、テンション上がらずにはいられない。

大手門から場内に入り、天守に登って観光はまたにして、堀端の周回からぐるり天守を眺めて走る。角度により見え方が変わり、裏側からの眺めもまた美しい。ランナーと割とすれ違い、地元民感が心地よい。そういえば天守、ひと頃言われてたほどが白過ぎず、いい感じに落ち着いてきたような。

正面に戻ったら記念撮影して、駅まで戻るつもりが、あのローカルグルメを買ってしまって途中から静々と歩きに。

あじわい処 麺の福山ラーメン@福山

2016年03月27日 | 旅で出会った食メモ
用のない街福山さんぽ、昼ごはんは「福山ラーメン」の貼り紙に惹かれ、駅の麺どころ「あじわい処 麺」へ。薄めの醤油味スープにネギ、モヤシ、チャーシューとシンプルな醤油ラーメンの印象で、おやつがわりや酒の締めに向いている軽さ。醤油や魚介の味がやや抑えめな尾道ラーメンといった感じで、脂のミンチ揚げものってるが少なめのため脂っこくない。

ざっと調べたら、かつて人気の店の麺を製麺業者が継承し、そこが扱う麺を用いてる店が「福山ラーメン」を名乗っているとか。笠岡と尾道の二大麺どころに挟まれてるから、存在感を出していくのは大変そうだ。

想定外の福山さんぽは、これにてコンプリート。これまで乗り換え駅的な位置付けだったが、城郭と寺社の歴史さんぽが充実しているのを発見。繁華街も庶民派な楽しさがあり、再訪が楽しそうだ。今後の広島入りは、福山でまず一泊か。

ルナ@福山

2016年03月27日 | 旅で出会った食メモ
用のない街福山さんぽ、歩き終えての喉の渇きは喫茶店に限る。駅周辺には初日の「白薔薇」のような、昔ながらの純喫茶や珈琲専門店が目立ち、迷ったが昨晩チェックしていた「ルナ」に落ち着いた。複数階が立体的に錯綜する客席は神保町の「さぼうる」を思わせ、中二階の窓際席から福の山神社の広場を見下ろせた。アイスコーヒーは寸胴のグラスで、量はたっぷりめ。

駅に戻りしな、商店街で見かけた古書店が品揃えが自分好みで、食や料理や魚や酒、さらにスポーツの懐かし本があるわあるわ。食は魯山人の担当だった平野雅章氏のエッセイとか辻留の献立集など、スポーツはナンバーのカラーブックスに懐かしの「プロ野球を10倍…」も。旅先ゆえ各1冊に絞ったけど、これはまた来たい。

にしても、回る順を逆にすればよかったような。

用のない街・福山さんぽ7

2016年03月27日 | 用のない街にあえて泊まり旅気分に浸る
福山さんぽで歩いて見つけた不思議なもの、面白いものを写真で羅列しておこう。宮本武蔵に所以があるのか、腰掛石ほかいくつか伝承史跡を見た。先ほどの水野勝成が整備した上水道は、この蓮池が水源らしい。福山八幡宮の扁額、八の字のところ何に見えますか?

で、よく分からなかったのが、お城からも見えたこの建物。教会っぽいけどそうではなく、式場なのかホールなのか、知ってい人教えてください。