ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

カレーハウスリオのカツカレー@横浜駅

2016年03月13日 | 町で見つけた食メモ
シウマイに家系といった、名の知れたハマのローカルフードが多々ある中、地元民の普段使いであげたいのが「リオ」のカレー。この地での創業は1960年、ジョイナスが御用達の相鉄民は特に利用頻度が高く、遺伝子に刷り込まれたスパイシーさといえるのでは。

久々に界隈を訪れたので、ドンとカツカレーをオーダー。デフォルトだと中辛のルウは、鶏ガラベースのスープが土台で、ココナッツミルクを加えてあるのがリオ流。スパイスを多用していながらマイルドでさっぱりした味わいは、スタンドカレーの分相応な軽やかさである。作り置きの薄めのカツが、また相応。決して貧弱ではない、カレーにのせるならこの厚さがベストなのだ。

かつて高校の頃、聖地・三ツ沢に陸上競技の試合で訪れた際、帰りによくお世話になった覚えもある。高台の競技場から長い坂を下り、駅に着いたら電車に乗る前に、1日の腹ペコを埋めるべくガッツリと。相鉄民時代のソウルフードは、懐かしの部活メシでもあったことを、しみじみ思い出される一皿である。