ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

櫓屋のかきバターとホルモン炒め@広島

2014年03月09日 | 旅で出会った食メモ
これにて食べ納め、の「旅先グルメをリフト撮り」。最後の晩餐は広島駅ビルASSE6階の「櫓家」にて、プリプリホルモン焼きにカキのバター炒めのダブルリフトだ。

塩タレ焼きのホルモンはトロトロのゼリー状で、クニクニやるとじっとり甘みが湧き出す。大粒のカキは能見島産で、バターの香ばしさと身のホクホクさがマッチ。肉と魚介のスタミナ食のおかげで、旅の疲労が吹っ飛んだ気分である。

調子に乗って、名残の豚玉タコそばを締め麺に。さすがに半分にしておいたが、これで広島思い残すことなし。

むさしのおむすび@広島本通り

2014年03月09日 | 旅で出会った食メモ
最終日のお昼も「旅先グルメをリフト撮り」。本通り近くの「むさし」にて、おむすびリフトだ。

むさしは広島の人なら誰もが知るソウルフードの店で、手で握ったおにぎりが好評を博している。ほろりと口の中でほぐれたら、たっぷりの梅に昆布の具が嬉しい。セットの唐揚げも、パリパリジューシーでなかなか。カキやらお好み焼きやらの、名物料理が続く合間には、ホッとありがたい。

二度目の広島てくてくさんぽ3

2014年03月09日 | てくてくさんぽ・取材紀行
二日目&二回目の広島、今朝は市街のおさんぽから。水の街を印象づける京橋川沿いの遊歩道から、各地から提供された様々な樹種が茂る平和大通りは、散歩に適した気持ちいいコースだ。

その後立ち寄った平和資料館は、平和公園のではなく袋町の一角にある小さなもの。取り壊した小学校の一部を残したもので、再建予定の建物の間にあえて保存したという。新築の建物の間で、まるで当時のままのエアポケットのようだ。

すすで真っ黒になった壁面は、当時チョークで書かれた伝言でいっぱいだったという。無事や移転を伝えたり、安否を問うたりと、メッセージの重さが胸を打つ。「見つかった伝言は生きていたことの証。思いが時を超えて伝わるんです」との、案内人の言葉が染みる。

平和公園と対照に街中にひっそりあるたたずまいに、まだ知られない被曝を垣間見たように思えた。これもまた、二日目&二回目の広島にふさわしい。