英国BBCが各国の肯定的・否定的評価を世界で調査した結果、中国への否定的評価がひどく増えていることが分かりました。
中国に最も否定的なのはフランス(68%)で、以下、ドイツ(67%)、スペイン(同)、米国(同)など欧米諸国が並び、領土・領海摩擦が激化している日本(64%)や韓国(61%)をも上回っているとか。
欧米各国の中国に対する否定的評価は、わずか1年で2割前後も増えているのだそうです。
また、中国が札びらを切って自国の勢力圏におこうとしているアフリカ諸国においても、これまで肯定的評価が7~8割の高さを誇っていたところ、約10ポイント評価を落としたり、否定的評価を増やしたりしているそうです。
「自国本位」と批判される中国のアフリカ進出への反発も、現地では高まりつつあるようです。
これに対し、中国は、経済不振の欧米先進国で、急成長する中国へのイメージが悪化するのは何ら不思議ではない、と開き直っているようです。
要するに中国への嫉妬と捉えているのでしょうね。
一方、わが国への評価は、昨年度の調査では好感度世界一を誇っていましたが、今年度はドイツに首位の座を譲り、4位に後退してしまいましたが、それでもアジアではナンバー1です。
わが国の好感度がこれほど高いというのも不思議な気がしますが、おそらくは約束や時間を守るとか、労をいとわず勤勉であるとか、治安が良いとかいうことが理由なんでしょうねぇ。
そう言えば、海外旅行先で最も満足度の高い都市は東京だそうです。
パリとかじゃないんですねぇ。
私たちは世界から好感を持たれていることを、もっと誇っても良いのではないかと思います。
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