ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

スプリット

2017年11月26日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 今日はナイト・シャラマン監督の「スプリット」をDVDで鑑賞しました。

スプリット ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
ジェームズ・マカヴォイ,アニヤ・テイラー=ジョイ,ベティ・バックリー,ヘイリー・ルー・リチャードソン,ブルース・ウィリス
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

 

 3人の女子高生が何者かに誘拐され、監禁されます。

 犯人は23もの人格を持つ多重人格者。
 といっても、映画では5人くらいの人格しか登場しないので、混乱に陥ることはありません。

 23人は、それぞれ互いを認識しあい、全員が椅子に座って、照明があたるのを待っている、という状態。
 照明があたると、人格として登場するわけです。

 で、照明を支配していた人格に反抗する3人ほどの人格が、24番目の人格の登場を確信し、待ちわびています。

 24番目の人格、ビーストこそ、知力・体力が人智を超える能力を持ったいわば超人。

 そしてビーストが現われ、女子高生3人の運命やいかに、というお話。

 元々の人格であり、長いこと眠り続けているケビンの虐待の記憶、そして3人の女子高生のなかで特別な感じがし、唯一生き残る少女の虐待の記憶が、サイド・ストーリーとして効いています。

 緊張感のある映画で、魅せます。

 ただ、この監督の映画は大抵そうですが、どこかあざとい感じがします。
 どうだ、面白いだろう、びっくりしただろう、というような。

 そのあざとさを克服したとき、とんでもない大監督に化けるかもしれませんね。


にほんブログ村


映画ランキング


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 紅葉狩り | トップ | 驕る横綱 »
最新の画像もっと見る

ホラー・サスペンス・SF等の映画」カテゴリの最新記事