昨日は久しぶりに映画館に足を運びました。
キムタク、二宮、吉高などの豪華な俳優をそろえた「検察側の罪人」を観るためです。
自分が作り上げたストーリーに固執し、ある男を殺人犯に仕立て上げようとするベテラン検事をキムタクが、キムタクの指示に従いながらも、その強引さに疑問を感じて反発する若手検事を二宮が演じ、そこに腹に一物持つ検察事務官を吉高が演じて、物語に幅を持たせています。
キムタクが殺人犯に仕立てようとする男、過去にも殺人歴があり、ほとんど検事の私怨晴らしのような格好で話は進みます。
キムタクの要求に従う裏稼業の男や敏腕弁護士など、登場人物のキャラが濃いのが特徴でしたね。
ただし、そこまでする検事がいるか、という感じで説得力には欠けました。
また、ラストがやや曖昧で、消化不良の感もあります。
芸達者な役者を揃え、幅広い物語が展開するわりには、印象の薄い映画になってしまったことは残念です。
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