ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

冬至

2015年12月22日 | 文学

 今日は冬至だそうですね。
 一年で最も陽が短い日。

 でも明日から少しづつ陽が伸びると思えば、希望が持てます。

 柚子湯に入って、かぼちゃを食べる日でもありますが、ただの平日に過ぎない今日、我が家はそんな優雅なことが出来るはずもありません。

 ゆげかをる 柚子湯にしづみ 萎びたる 体撫づれば 母のおもほゆ

 窪田空穂
の歌です。


 40代半ばの私の肉体は、萎びたというほどではありませんが、青年のような張りはもちろんありません。

 最近よく近所のコナミスポーツクラブでサウナや大きな風呂を楽しみますが、肉体は人それぞれ。
 いかにもスポーツクラブらしく、中年から初老の年頃でも引き締まった体の人もいれば、おそらく私と同様にスポーツ施設は利用せず、温浴施設だけを利用しているらしい見事な太鼓腹のおっさんや、高齢ゆえか痩せて萎びてしまったおじいさんもいます。

 公衆浴場に行くと、年齢による体の変化を感じさせられます。
 子供を公衆浴場に連れていくことも、人は必ず老い、肉体は衰えるのだということを実地に見聞させるのも、教育になるかもしれませんね。
 


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