椎茸、どっさりもらった！うふふ、さて、何にするかな？

　宅配便の中継点を引き受けてくれてるＫさん、ほんと助かる。なにがって、集荷が多いせいで送料が割安になってるからさ。お陰で、息子家族とか親戚、知人なんかに気軽に米や野菜、パンが送れる。いつでも夕方５時までにＫさんの倉庫に持っていけば、業者が間違いなく集めに来てくれる。ありがたい。

　お世話になりっ放しじゃ悪いからね、荷物出すついでに、ごはん菓子パンを持っていった。そしたら、お返しはどっさりの椎茸。季節は真冬、露地栽培じゃあない、あったりき。専業農家のＫさん冬場の収入上げるため、加温ハウスで椎茸栽培も手掛けている。その出荷途中に出くわしたってわけ。今、一人暮らしだからそんなに食べられない、って断ったのに、こんなにたくさん！

　さて、この新鮮な奴らをどうしてくれよう。日にさらして干し椎茸？何言ってんだ、空はどんより雪もよいだぜ。鍋に入れるとか、煮ものとかも悪くない。でも、１回に使える量はたか知れてるしなぁ。天ぷらは年末に揚げて冷凍庫で保存中あり。そうか、佃煮だ！佃煮ならいっぺんに大量に作って保存もできる。昆布と合わせて甘しょっぱく常備菜を作ろう。よしっ、それは明日のお楽しみ。まずはお目見えの今日は何にする。

　椎茸ごはんなんてどうだ？ニンジンあるし、油揚げあるし、雑煮で余った鶏肉もある。雑煮からごはんに戻る最初の晩飯、いいんじゃなぁぁい？椎茸ごはん。出汁とって、材料刻んで、椎茸はどっぱり放り込んで、味醂、酒、砂糖、醤油でちょっと甘辛目に煮詰める。そう、ここがコツ。米と合わせると薄味になっちまうからね、それだけ摘まんだら、しょっぱ甘！ってくらいで炊きあがりは丁度いい。前回混ぜご飯で水分量が少なすぎて失敗したから、煮汁と水でやや多めに。きっと、混ぜ物が水吸うのと、濃い目の塩分糖分で米も余計に水分必要なんじないかな。

　せっかくの椎茸ごはんだ、多めに作ろう。炊飯用土鍋ぎりぎりいっぱい、２合の米、具もふんだんに入れて、溢れんばかり。さっ、後はしばし時間をおいて、炊くだけ。

　普段より　１．２分長めに火にかけて、下ろしたらじっくりむらす。さあて、出来上がりは、どうかなぁぁぁ？

　おおーっ、美味しそうじゃないか。さっそく夕飯。おかずは、年末に作り置きしたかき揚げ天ぷらと豆腐の煮もの。ごはんもおかずも、ちょっと塩分濃過ぎ！これに青菜漬け、って、さらに、塩分過剰！！でもまぁ、いいでしょ、今日はジムでみっちり１０キロ走ったから。血圧も上限１００以下に下がってたし。

　お味の方は、おおー、見た目の濃さほどにくどくはなく、美味い。椎茸の香りもぷーんと漂い、進む、進む、ごはんが進む。お代わり？と行きたいところをぐっとこらえて、ごちそう様！たっぷり残った椎茸ごはん、明日の朝、夕、たっぷり楽しめるぞ。

　いただきものはありがたい。無駄なく使い尽すにゃ工夫もいるが、食卓は確実に豊かになる。餅と雑煮の正月だらだら食生活から美味しく一歩踏み出せた。

　そうそう、もらい物って言やぁ、

　長芋とレンコンももらってたんだっけ。さてと、こいつらはどう調理してくれようか。