わけわからんタイトルだ。小腹がすいた?モテ餃子??はぁぁぁ?なんのこと?
HHKで偶然見た料理ミニドラマ、「きじまりゅうたの小腹がすきました。」の話しだ。ウェンツ瑛士の先輩が後輩の女の子をたらしこみ、おっと、穿ち過ぎ、危ねえぞ、ねえちゃん、って、ドキッとしたら、なんと、小腹すいたんですけどぉぉぉ、って色気ねぇなぁ。また、瑛士が慌てふためいてさ、なんかないか?って台所を探し回る。と、突如、お助けマンが現れて、モテ餃子なんてどう?ってちょっぴり凝った筋立て料理番組だった。
きじまりゅうた、って若手の売れっ子料理人なのか?ぜんぜん知らんけど。なんか、今流行りのラーメン=命で修行中のあんちゃんって感じだけと、彼女と一緒に小腹を満たす餃子を伝授してくれるって趣向だ。この頃NHK、涙ぐましく頑張ってる、若者受けしたいって。そんな番組作りの料理版ってとこかな。
ドラマ?そんなのどうでもいい。餃子食べた後、二人がどうなったか?なんて、描いちゃいないから。それよか、モテ餃子だ。いやいや、モテの部分もどうでもいい。餃子だよ。食べたくなった。作りたくなった。
キャベツはあるしさ、豚ひき肉も生協から届いたばっか、ニンニクだってたっぷり残ってる。おっと、番組じゃニンニク使わず、生姜を使うてのがミソ、だって、モテだから?スタミナじゃないから?うん、それもいいかも知れんが、餃子はやっぱ、ニンニクぷんぷんでしょ。も一つのポイント、それはジューシーに仕上げるためにゼラチンを混ぜるってこと。おっ、こりゃ奇想だぞ!新案特許!だぞ、いいかもしれない。そう、ゼラチンもあるんだ。
翌日、さっそく餃子の皮を買いにスーパーへ。あっ、もちろん、これだけのために出かけたわけじゃない。キムチ2回目の漬け込みに必要な水飴と煮干しも欲しかったから、そのついで、ってどっちがついでだ?
キャベツは湯がかず生のまま細かく切ってビニール袋に詰め、塩少々をまぶして、じゃっじゃか振って水分を出す。豚ひき肉を加えて捏ねる時に、ゼラチンのお湯溶きをとろーり流し込んで、後は定式通り、皮で包むだけ。ゼラチンでまとまった肉汁が焼いたことで液体に戻り、適度な粘り気で流れ出す、こういった魂胆だ。さっ、焼こう。全体に同じ焦げ色になるよう、フライパンは冷たいうちに餃子を並べるって、言うんだが、ええーっ、いいのか?そんなんで。
さっ、焼けた。
食べよう。肉汁は?ジューシーは?じゅわーとはいかないな。ゼラチンの量が適当だったからかな。かえって、ころっと固まってる。でもこれはこれで食べやすい。味もまあまあ。ただ、温めぬうちに並べる、てのは完全に失敗。ありゃあ、常に使い込んで油が染みついたフライパンの話しだよ。家庭じゃ、使った後、油を回しておく、なんてしっこないもの、焦げ付くのは当たり前だ。福島飯坂名物円盤餃子焼くわけじゃないんだから、熱して十分に油が回てからフライパンに手早く並べた方が間違いないな。
まっ、それはそれとして、久しぶりの手作り餃子、堪能したね。さらに2回くらいは食べられる予備も冷凍庫に入ったし、
あっ、そうそう、モテって言葉で、シニアコントのヒントももらえたし、うん、これからも見てあげようかね、「きじまりゅうたの小腹がすきました。」でも、深夜なんだよな、録画してまで見る番組か?うーん、・・・・