ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ズンバ始めるぜぇぇぇ!

2017-01-22 09:57:09 | トレーニング

 なんか、やたらと踊りたくなってきた。4年前、高校演劇部で指導してた頃は、基礎トレのダンス一緒に踊ってた。それも、ほぼ毎日。時には調子上がって1時間ノンストップダンシングなんてのもやったりした。

 なのに、今の無様さはなんだ!菜の花プラザシニア団でも、シニア演劇学校でも必ず躍らせてるくせに、当人はえへらえへらと偉そうに見つめるだけ。言行不一致、極まれりってとこだぜ。踊らされてる方じゃきっと、できないくせに!って内心馬鹿にしてるに違いない。

 ふん、俺だって踊れるんだ、ただ、全体見通せなくっちゃ困るだろ、演出なんだから。自分が楽しんでちゃいかんだろ、講師なんだから。とかなんとか理由つけて横で見ていたんだが、そいつは多分、てめえの見っとも無いステップ見られたくなかったからなんじゃないか、踊って楽しいんだった、踊れよ、てめえも。

 怠け心にくさび打ち込んだのは、シニア5期生のFさん。以前からエアロビクスとよさこいをやってる。けっこういいお歳なのに、体の切れが半端じゃない。しかも、セリフや動きが入るのも早い。うーん、やっぱりなぁ、体動かさにゃ。走るのも悪かないが、動かしつつ頭も使う、これ、老化防止、認知症予防にゃ絶対のエースだぜ。まだ、10年は台本書きたいからさ。

 で、通ってるジムで横見りゃ、やってるわけさ、エアロとかヨガとかズンバとか。

 通い始めた頃、一度脂肪燃焼エアロてのにはまってみたんだが、ランニングならせいぜい4、5キロ程度の運動量。こりゃ時間の無駄だわ、走った方が効率的だ、と止めてしまった。その後、ひたすら走り続けているわけだが、最近出てきたズンバ、これにゃかなり惹かれてた。サルサだとかサンバだとかのアップテンポのラテン音楽に乗ってステップを踏み続けるダンスエアロだ。トレーニングルームの横を通りながら、あれならできるぜ、俺だって。任せろよ、なんて不遜な思いも募っていたんだ。

 よしっ、冬になれば、舞台の稽古もないし、農作業もない。時間の余裕も心のゆとりも生まれるから、ここは一丁、始めるかズンバ!どこまで踊れるか、自分をお試しだ。

 プログラム開始を静かに待って、なんて殊勝な心掛け持ち合わせちゃいない。ふん、ザンバがなんでぇ、走った後で楽々だぜ。と、小生意気かまして、マシーンで4キロ激走。レッスンロームに走り込んですぐ、ダンスステップに入った。

 上の写真は「ゆるっと」のホームページからもらったもので、ゆったりとエクササイズしているが、今やズンバは大人気、30畳ほどの部屋に30人近くがびっしり。最後列で踊るとインストラクターの振りが見え隠れ状態。しかも、次々にステップも振りも変わっていく。ついて行くのに大わらわ。うおっ!また変わった。えっ、足はどっちだ?手、手は振るのか?あっ、今度は反対か?かーっ、回れってか!・・・負けてなるかい、必死で見つめちゃ体を動かすが、なんせ、アップテンポだ。わかった時にゃ、もう別の動きに移っている。走った直後で息も上がる。でも、なんの、なんのこれしき、フルマラソンにくらべりゃ、なんどと叱咤しているうちに、あっという間に数曲終わってしまった。

 踊りながら考えた。そうか。8ビート2つの振りを8つほど組あわせて、一つのシークエンス出来てるんだ。それを4つくらい繋げて1曲を仕上げてる。ふん、ふん、なるほど。ステップ作りの構造がわかると、出来ないまでも、気持ちはずいぶん楽になった。初めは、インストラクターと同じに踊ることを必死で目指していたんだが、そんなのどうでもいいじゃん。いや、よくはないが、真似してぎこちなく踊るより、ちょっとばっかし違ってたってリズムに乗って踊る方が楽しいし、かっこいい、はずだ。よしっ、それで行く!大きく踊れ、リズムを楽しめ!

 45分のレッスン、10曲くらい踊ったかな、ハードはハードだったが、まるで物足りない。まだ30分やそこら続けろよって、負け惜しみじゃないから。その証拠に、すぐにランニングマシーンに駆け上り、さらに3キロ走った。それもかなりの傾斜をつけて。よくやるよ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする