ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

助っ人現る!

2016-04-20 08:35:23 | 演劇

 いやぁぁ、有り難い話しだよ!嬉しい話しだよ!信じられない話だよ!

 菜の花座で装置作りをしたいって人が現れたんだ。マジ?嘘でしょ?舞台に立ちたい、じゃなくて?たしかに、スタッフ希望って人は来ないわけじゃない。何か手伝えることがあれば、って言ってくれる人もたまにはいる。でも、しょっぱなから、装置作りたいから、って、これは珍しい、実に奇特なことだ。

 他の劇団に入ってみたものの、そちらは演技に重点を置く方針で、モノづくりは二の次、三の次、装置立てたいって欲望のやり場に困ってってことなんだ。うーん、菜の花座、以前は確かにかっちり作っていたけど、優秀な装置担当者が辞めてから、その日暮らしの間に合わせ、苦肉の策で乗り切ってきている。オーソドックスなパネルは作れないから、もっぱら新素材の発掘と活用に頼ってきた。今回なんか、それも行詰まって、布吊って誤魔化そう?としているくらいだ。とてもとても装置作ってます、なんて言えたもんじゃない。

 でも、彼の言うことには、『シェアハウス ブルース』見て、こんな舞台装置作りたいって思ったんだそうだ。えっ?あんなもん?考えた当人としては、お恥ずかしい限り。でも、良かったと言ってもらえると、ちょっと嬉しい、かなり満足。こうやって、舞台見て、気に入ったから加わりたいって人自体初の経験だからね、くすぐられるよ、自惚れが。いかん、いかん!

 昨夜の菜の花座を見学して、どうやらお眼鏡に適ったようで、今回は無理だが、次回菜の花プラザシニア団公演には参加したいと言ってくれた。助かるねぇ、ちょうど、新作り台本思案中で、倒れたり起き上がったりする装置、それも様々な電飾で彩られたものできればなぁって考えていたところだった。これを一つ初仕事にお願いしよう。画伯と異名をとるKiさん、人形劇上がりのKaさんもいることだし、これはなかなかの強力布陣になってきたぞ。

 事務局もGさんの加入で一気に充実してきているし、小道具は東根で手ぐすね引いてるFさんがいて、衣装では山形のWさんが頼もしい。舞台スタッフも、シニア4期生などバックアップしてくれそうだし、ずいぶん分厚く、劇団らしくなってきたじゃないか。あとは、若手、中堅役者の加入だな。でも、これも一つ、長らく枯れ果てていた水脈に一筋の清流がしみ出してきたみたいなんだが、その紹介はまた後日だ。

 で、残るは、座付き作者・演出家の僕が技量を上げることだけだ。うーん、責任重大!

コメント
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