ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

本日パン屋さん!

2016-04-13 11:54:18 | 暮らし

 最近、パンが欲しいと頼まれることが多い。もちろん、ごはんパン。ワッフルとかベーグルなんかも評判良くて、まとめて買うから送って、なんて遠方からの依頼だってある。いろんな人から、パン屋やれば、なんて悪魔のささやきをかけられることも少なくないが、これには絶対!耳を貸さない。僕、物書きだから、なんてしらーっと宣言して、お断りしている。この歳で、パン屋に挑戦はちとつらいって言うか、今更ね。売れるか売れないか、一喜一憂するなんて、芝居だけでたくさんだよ。でもねぇ、やっぱりパン作り好きなんだねぇ、なんだかんだ、月に4,5回はパンを焼いているもの。

 本日は、定期的なお客さんの日。神さんのお茶仲間が、我が家でお茶事を楽しむついでに欲しいと言って買っていってくれる。数量もまとまるので、ならばお作りいたしましょう、と毎回お引き受けしている。定番はプレーン食パンと三色パン。食パンの場合、小麦粉の量にして、2キロ、ごはんは1キロ入るし、水も1キロ以上入れるので、総重量4キロ強になる。この重さの生地を200回以上叩きつけつづけるんだ。これ、まさしく筋トレ!パン生地アレー!15分ほどの捏ね時間、マラソンの忍耐を思い浮かべつつどうにかこうにか、しのいでいる。

 三色パンは自家製のカスタードクリーム、ジャムとラム酒漬けレーズンの三つの味が楽しめる。その時々にジャムの種類が違ったり、レーズンがチョコレートになったりもする。こちらは粉の量で1キロ。このくらいが手捏ねにはちょうどいい。これでスリムなパウンド型9本ほどになる。すべてが販売用というわけではなく、残ったパンは、神さんが介護中の母親と息子家族に送ったりしている。さらに残れば自分用ってことにしていたのだが、このクリームパンがめっぽう美味い!そりゃそうだ、バニラビーンズ使った本物志向、その都度作ってるんだから。生地もバターたっぷりの贅沢配合、売ってばかりでいいのか?

 どうせ作るんだ、ちょっと多めに生地捏ねて、僕ご用達の菓子パンも作っちまおう。て、ことで、今回は半量増やして1.5キロ仕込んだ。三色パンを確保して、残った生地はぜーんぶ菓子パン。クリームパンを中心にチョコパン、ジャムパンなど18個もできた。そんなに焼いてどうやって食べんの?冷凍、冷凍。小分けして冷凍庫で保存、食べたい時に出して温めればほとんど焼きたてと変わらない。よしっ、これで2週間分のおやつは確保したぞ!味まんやコンビニなんて見向きもするもんかい!

コメント
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