10月から、地元・八王子を流れる浅川で鮎釣りをしている。と言っても友釣りや餌釣りではなく、コロガシのように「引っ掛け」て釣るのである。浅い処に小さい鮎が沢山いるのだが、思うようには釣れない。鮎はこちらの姿を見れば逃げるし、竿を水上に構えただけで逃げる。たまたま現場で知り合った釣人と二人で挟むようにした時には、鮎が逃げ場を失ってよく釣れた。針をはじめ仕掛けについては、行きつけの釣具店のおじさんに教えてもらった。枝針を主のハリスに付ける、特殊な結び方を覚えてから釣果が上がった。
ときどき土手を散歩する人たちが足を止めて、見ていることがある。そういう人たちには私から話しかけて会話を楽しんだりしている。渓流釣りにはない光景である。
例年、鮎はこの時期には下って、いなくなるらしいのだが、今年は何故か残っている。
ときどき土手を散歩する人たちが足を止めて、見ていることがある。そういう人たちには私から話しかけて会話を楽しんだりしている。渓流釣りにはない光景である。
例年、鮎はこの時期には下って、いなくなるらしいのだが、今年は何故か残っている。