気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

何のために「立つ」

2018-12-02 07:57:27 | 「立つ」健康法
 私が「立つ」練習をしていると言うと、「何のために?」と問われることがある。一言でいえば、「自分らしく」なるためである。自分らしいココロとからだになるということ。人は社会生活の中で、周りの状況に合わせたりして、多かれ少なかれ自分を抑えて生きている。しかしあまり自分を抑えてばかりいると、本当の自分が分からなくなったり、緊張を抱えたまま生活することになる。
 「自分らしい」状態でいることは、そのまま健康法になる。何かを我慢していると、我慢が緊張になって、からだの上に現れて不健康になる。人は本来、何もしなくても健康なのが自然である。しかし「何もしなくても」というのは、「余計なことをしなければ」という前提があればこそである。人は日常の中で余計なことをしている。生きるために様々な無理をして、からだに負担をかけている。余計なことをしてしまうのが人なのだから、何か対策を取って、自然(自分らしい状態)に戻りたい。それが私にとって「キチンと立つ」ということである。 

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