blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

週明けはソロリと

2022-01-17 19:48:27 | 日記
※漫画家・水島新司さんの訃報がありました。
単行本も買わずただただテレビで作品を楽しむだけだったことをお許しください。
新潟市にある「ドカベンストリート」の写真を掲載して追悼に代えます。
どうか安らかにお眠りください。

わが職場は、週の初めの仕事量が多い。
何をすればいいかは分かっているが、量の多さに加えて運送会社への引き渡し時間という時限性があるので、どうしても早く終わらせたいという気持ちが働く。
そこで、繁忙日用にギアを一段上げて、と思うと大抵はロクなことがない。
忙しいと分かっていても、特に朝の滑り出しは意識して、時にはひと呼吸ふた呼吸入れながらソロリとスタートすることにしている。
二つのことをいっぺんにやろうとしたり、乗り物(フォークリフト)の操作が雑になったりすると、かえってミスにつながり時間がかかる。
ひとつひとつ丁寧に終わらせる動作をしっかりとできれば、結果的には早く終わることができる。

たった一人が多少あわてて作業したところで本当に早くなるのかは疑わしい。
性格的にせっかちでイライラしがちな人は、全然ヒマな状況でも妙に大きな声を出してみたり他人の進み具合にまで首を突っ込んできたりで迷惑なことこの上ない。
それこそ一秒でも早く終わらせて引き渡しを済ませて早くラクになりたいという気持ちは分からないでもないが、場の雰囲気が悪くなるのでできればやめてほしい。

わが職場では、入りたての頃に教えてもらった手順に忠実にやれば、他人に間違いを指摘される段階に行く前に自分で気づくことができるようなシステムになっており、そのための投資も会社として行っている。
それにもかかわらず他人に間違いを見つけられてしまうまで素通りになってしまうのは、やるべき手順のどこかを抜いているからだ。
長年経験して現場を知り尽くしているはずの人でも、いちおうはみんなで決めた手順を守らないでミスや事故を起こしたということになれば言い訳が効かない。
先週は別の現場に新しい人が入ったが、入りたての人でも決まっている動作や手順に従って動けるなら覚えは早くなるし、手抜きぐせのあるベテランさんを即座に上回ることができる。
作業が主な仕事であるわが職場では、皆が同じようにやれば同じ結果が出るようにできているので、間違いを起こしたくなければ決められた通りに物事をやること、加えてあわてないこと、これがいちばんだし簡単だ。

破って何一つ得にもならない決めごとならば、守った方がいい。
時間と経験を経る中で、決めごとに矛盾を感じたりもっとこうすればというものが浮かんだりすれば遠慮なく提案すればよい。
少なくともわが職場はそれができる雰囲気はあるので、大変ありがたいことだと思う。
最近は、事務方の女性から「またいろいろ提案してくださいね」と思いもかけず言われた。
まだまだ経験の浅い人間でも頼ってもらえたことは素直にうれしい。

私は管理する立場では当然ないので、会社として抱えている問題までには首を突っ込めないし、だいいち話の内容がまず理解できない。
会社というところは何かしら問題はあるもので、現場、事務方、営業それぞれで考えることが相反することもしばしばである。
今のところは立場的にも少し距離を置いたところから見ているのが現状だが、小勢で回っている部署だけに、経験を積むにつれてあれやこれやとマルチに動かなくてはならない状況も考えられる。
少なくとも、イザという時に名前が上がるくらいの働きを常日頃心がけておきたい。
小人数の中でも、くだらない話も込みでコミュニケーションも取りつつ楽しくやっていければ言うことはない。


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