blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

参加しなさい

2023-10-21 20:15:54 | 休日
せっかくの土日休みも今日は夕方手前まで雨が降り続いた。
日曜は幸い天気は回復するようで、地元でどこか探して足を運ぼうと思う。

さて、今週から私が属する班ではやむを得ない事情から一名が欠けることになった。
以前も書いたが欠けた本人が責められる理由は何もなく、むしろ今の段階でもより戦力として機能しなければという思いにかられている。
早番普通番の二班で回ってはいるものの早番の人が時間後も残ることが増えた。
人間ひとりの穴というのは本当に大きいものだ。

金曜は比較的仕事が少なかったので、午後からは在庫が並んでいる棚に入っていって、商品を取り出してはラップで固定してまた棚に戻すという淡々とした、しかしめんどくさい作業にあたった。
先輩とリフトを交代しながら、棚にびっしり詰まっている商品を引っ張り出しては固定してまた戻す。
必ずしも十分なスペースがあるとは言えず、高所にも商品が並んでいるところを、フォークリフトの機能をフル活用しながら、決してぶつけたり落としたりすることなく作業をしなければならない。
後ろが狭いのは嫌いだが高い所は幸い前職で慣れていたので、自分のペースを守って安全に作業することができた。

作業そのものは片方がリフト、もう片方がラップ巻きの二名で間に合う作業だが、ヒマだったこともありラップ巻きにはさらに一名入っていた。
この一名もリフトには乗れるが、棚の入れ戻しには参加しなかった。
三人でリフトを交代できればよりラクだったが、後ろが狭く高い場所のモノもすくう必要がある作業には自信がないようだった。
「やる?」と声をかけられてもやらないのだからよほど自信がないのだろうし、難易度から見ても自信のない人に無理にやってもらう必要はない。

この一名が、前回も書いた、私よりひと月早く入った人物である。
この日の午前も朝から所在なさげで、結局午前いっぱいをまたしても私の補助だけに費やした。
いまだに仕事の要領を得ないことから周囲からアレコレ言われる場面が増えてきてしまい、その影響もあってか今一つ元気がないし行動もラクな方に流れてしまう。
心の内を悟られまいと饒舌に振る舞うが、中身は仕事に関係のない話ばかりでかえってうるさいだけになっている。

今後、当人が現場で時間をどう使おうと自由だが、今のままでは誰に付いても「見たくない現実」(=自分が現場にフィットできていない、自分がいちばん仕事ができない)に直面するだけになり、比較的高齢ということもあってメンタル的なダメージが懸念されるような状態にも見える。

限られた人数で仕事をしているから、誰一人として不要な者はいないし、誰かをつぶそうと画策する者も当然いない。
しかし、自分が作業の主役になれることがなく他人の補助ばかりをやって仕事そのものを身に付けようとせず、それでも年長さんのプライドでなぜか態度は大きく下手におしゃべりなだけの人物を周囲はどう思うか。
まだ入って3ヶ月なら誰であっても信頼を得るには早いが、その段階に至るはるか前から自ら後退し崩れていっている印象だ。
自ら参加して向上できる機会を拒み続けていれば、現場でできることはどんどん限られていき、しまいには居づらくなって職場を去らざるを得なくなる。
態度とは裏腹に気が小さいので、今から数週間がひとつのヤマではないかと思う。
まずは週明け出てくるか、出てきてもどんな感じか観察する必要はあるだろう。
年こそ違うが「ほぼ同期」の人物だから、気にしないわけにはいかないのである。


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