blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

9月18日の行状

2017-09-23 08:39:36 | 旅行
結果的には寝るだけの場所になってしまった苫小牧だが、十数年前と変わらないところももちろんあって懐かしい気持ちは感じた。
次回はしっかり予定を立て、仕事の上ではあまり役に立てなかった土地をもう少し深く掘り下げてみたいと思う。

さて18日は台風の直撃が予想されていて、道南や太平洋側では強い風が吹き漁業関係などに被害が出たようでお気の毒なことである。
JR線も前日のうちから特急列車の運転見合わせと、普通・快速の減便をアナウンスしていたので、多少早めの行動が必要かなとは感じた。
幸いにして千歳線を中心とした札幌近郊はそれほど強い風もなくほぼ通常通りであった。
新千歳空港=札幌間はJR北海道の生命線でもあり、さすがに全面運休とはいかなかったようである。

私の当日の予定は札幌ドームでの野球観戦であった。
札幌ドームは最寄駅が地下鉄なので交通機関の乱れによる中止も考えにくく、その点ではラッキーだった。
さすがに駅からの道中はザーザー降りの雨だったが、風は弱くて傘さえあればしのぐことのできる状況だった。
今年は残念ながら下位に低迷している日本ハムファイターズ、しかし台風の中でも最終的には2万人を超える入場があった。
晴れていてもそこまで入らない東海地区の某球団とはえらい違いだ。
また老若男女、幅広い年代の人々がレプリカのユニフォームやTシャツを着込んで応援する様子は、他の球団では見られないものだ。
巨人ファン優勢だった北海道にすっかり根付いたのは、球団の努力の賜物だろう。
試合開始前の様子。





試合は、1回裏にファイターズが4点を取るなど1回だけで30分も費やしたので、果たして終わるまで何時間かかるものかと心配したが、その後は意外にも締まった展開となり、結局は3時間ちょうどくらいで終わった。
当日プロ初勝利をあげた吉田投手の間合いの短い投球が寄与したことは疑いなく、駆け引きの多いプロ野球にあっては投手の投球テンポが試合時間にずいぶん影響するとあらためて感じた。

当日のスコア、勝利試合の時に見られる花火、そして帰る頃にはすっかり晴れていたドーム周辺。







試合後は、すすきの交差点に近いホテルに戻り、しばし休憩。
夕食はホテルから歩いて5分くらいのジンギスカンのお店にしようと思っていたら、残念ながら休みであった。
開催中の「札幌オータムフェスト」はこの日は台風のため中止で、仕方なく昨年の夏にも入った居酒屋で飲むことにした。
食材はさすがに美味しいのだが、昨年と違ってタブレット端末で注文する方式に変わっていたことが残念だった。
回転寿司のお店ならよく目にするが、外国人対策とはいえ居酒屋でタブレット注文というのはいかにも寂しい飲み方となった。
知らない土地では、くだらないことでもお店の人と一言二言は話したいもの、これなら当地の自宅から歩いて10分のお店のほうが数倍マシだ。
あまたあるお店の中でたまたまハズレを引いたというほかはない。

本来この日に2次会として流れる予定であったスポーツバーは前日に顔を出したし、急に他を探す元気もなく、すすきの界隈をしばらく文字通り歩いただけでホテルに戻り、旅の最終日をどう過ごそうかゆっくり考えることにしたのであった。
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