blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

今の話

2021-12-07 19:40:55 | 日記
本欄復帰早々、死ぬだ何だと物騒な話題になったので、今日は字のごとく現状を記したい。

まず今の労働条件は、いわゆる「カレンダー通り」というもので、土日はもちろん、全てではないが祝日も休みになるし盆や年末年始の休みもある。
そんなことは当たり前だと言われそうだが、世の中にはまだまだ劣悪な労働条件がまかり通っているところが多い。
私が経験した限りでは、求人広告には週休二日制をうたっていながら、入ってみたら週に休めるのは一日だけだったところがある。
その会社のいちばんの繁忙期は年末年始だったが、クリスマスイブあたりから二週間は原則休みなしという信じられないような状況があった。
もろもろ突き合わせると年間休日数は50日程度ということになり明らかに逸脱した運営にも思えるが、法的にはこれでもまだグレーなのだそうで、つくづく我が国の労働法というのは企業側に有利にできているように感じる。

昨春に、愛知県での生活に力尽き魚津に戻って仕事探しを始めてみたが、特に運送業では年間休日数が100日を切っている求人がまだまだ多かった記憶がある。
年間休日数が105とか108を切る企業はいろんな意味で「危ない」という記事もどこかで見たが、実情が法に追い付かないということか。
休日数が常識の範囲内に収まっている企業にあっても、所定の有給休暇年間5日を社員に与え切れていないところも多い。
現在人を求めている企業は人手が足らないところがほとんどとは思うが、なぜ人手が足らなくなるのかは各企業で事情は異なるだろう。

私が今いる企業も日々何かと「バタバタ」している雰囲気は感じるが、まだ入って日が浅いので何が原因でバタバタとするのかは分からない。
私の担当はいわゆる肉体労働であることから「なり手」の不足は一般的な見方では想像できるものの、我が社では本当に人が足らないのかは分からない。
見渡してみて、生え抜きの社員には当然若い人もいるが、それ以外で入っている人は軒並み年齢が高く、50年チョイ生きた私がかなり若い方に見えるので、人手不足よりも高齢化が課題なのかもしれない。

私自身は、過去に劣悪そのものと言っていい労働条件で働いた経験もあることから、祝日出勤は多めながら土日は休み、勤務時間は朝から夕方という「ごく普通」の条件がありがたく感じられる。
仕事の中身も、自らの資格を生かす形で、しかも大嫌いな接客もないので、うかつに手放すにはあまりにももったいなく、これまで周囲にかけてきた心配や迷惑を考えても、腰を据えて長く働きたいし、またそうでなければならない。

週の前半、特に月火はとりわけ仕事量が多いようで、ずいぶん体力も落ちている私にはかなりきつい2日間となっているが、水曜以降は落ち着いてきたのがこれまでなので、事故やケガのないよう、また体調を崩すことがないようにして週末までを何とか乗り切っていきたい。


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