blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

昨日の自分を超える

2024-03-06 21:30:18 | 日記
前回の「1月を振り返って」からずいぶん間が空いた。
2月7日の開設記念日(17周年になりました)すらすっ飛ばして更新が滞ってしまった。
更新しないのに毎日少なくはないアクセスがあることには感謝感謝である。

さて、しばらく更新がなかった理由はまたぞろ職場で戦争になって無職になったからではない。
隔週土曜休という条件で働いていると休日は月に6〜7日程度しかない。
体を動かす仕事だからどうしても「たくさん寝る」ことに集中しないといけない。
体質的に長く寝ないとダメなタイプで、寝不足は即仕事上でのミスにつながる。
今どきのお子様より早いのではないかと思われる時刻に横になることもしばしばである。

また、ここ数週の休日といえば写真撮影などで外に出るより、スマホやPCをあれこれいじっている時間が長かった。
いじると言ってもただただゲームや動画に没頭するというよりは、例えば「お古のGalaxyをAndroid10化する」とか「ハードディスクのないPCを外付けドライブにインストールしたWindowsから起動して使う」といった、半分は変態趣味と言っていいところに時間を使っていた。
こういう作業はなかなか時間を使うもので、試行錯誤しているうちに一日が終わってしまうことも多い。
今本欄を更新している環境はWindowsではなくLinuxであったりもする。
まだどんなアプリがあるのか詳しくは見ていないが、標準搭載のアプリで文字通り世界中のテレビが見られたりするのでなかなか面白い。
データ保存はWindowsに任せ、Linuxではいろいろなアプリを試してみる場にしたい。
スマホのカスタム化にしろLinux導入にしろ去年までの自分には縁のないものと思っていたが、実際に大きな失敗もなくこれらのことが実現している。
去年までは考えてもいなかったことに手を付けて実現させているという意味では去年までの自分を超えていっているとは言える。

仕事の方は、ごくたまにポカもあるが大失敗や大事故には至らず順調そのものである。
今のような作業系が自分にフィットしていることもあるだろうが、仕事場での経験を積むにつれて周りもよく見えるようになりアイデアもいろいろと湧いてくるようになった。
フォークリフトの運転にしても、日に日に新しいやり方を考えて実践し自分のものにできている。
50をゆうに超えた年齢にして、毎日「昨日の自分を超える」経験ができていれば毎日は楽しくないはずがない。

ずいぶん前の話だが、普通に構内をフォークリフトで走っていると「楽しそうですね」と言われたことがある。
自分では意識していないが他人にはそう見えたということはやはり「合う」仕事をしているということだったろう。
また、経験がそんなに長くないのに「何年もいる人みたいだ」と言われたことがあるのもありがたいことだ。
若い頃は、その時は気づかないが今にしてみればどうしてそんな仕事をしていたんだと思うような、どう考えても合わない仕事をしていて、毎日は苦労のみ、楽しいことは一つもなかった。
その時分は日々明るい気持ちになれるわけもなく時には「見た目50代」と揶揄されたりもしたが、50代に入った今の方が見た目にも気持ち的にも若いのではないかと思う。

仕事場を観察していて思うが、進化をあきらめ現状維持に甘んじようとする人間は表面には出さずとも明るくは見えない。
現状維持で本人がいいと言うならそこは他人が入り込むことは難しいとしても、周りに進化する人間がいるとすれば相対的には進化する人間との差が広がるわけで現状維持は後退と同じことになる。
そういう人間は、お気の毒なことだがもれなく体に支障が出ていたり聞けばドキッとするような病気と戦わざるを得なくなっていたりする。
明るい気持ちで日々を過ごすことがいかに大事かは、今の状況を見ても、暗い気持ちで過ごしすぎて病気になってしまったかつての私を思い返しても痛切に感じるところである。
毎日仕事をしていれば思い通りに行かないことも多いが、明るく前向きに誠実に日々をつとめていけばいつか見たこともない景色にたどりつくことができるのかもしれない。


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