blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月7日の行状

2016-08-15 19:47:16 | 旅行
旅行の初日である8月7日は、中部空港を昼前に出るというスケジュールだった。
夕方までに帯広にたどり着き、ナイター開催のばんえい競馬に間に合えばそれでよかった。

飛行機は定刻よりも早く着き、予定の列車までは時間があったから食事を軽くとるなど余裕を持って行動できた。
新千歳空港駅を出て、となりの南千歳駅で特急に乗り換えるためホームに下りたら、千歳基地での航空祭を見に来たお客さんで狭いホームがごった返していた。
特急停車駅とはいえホームで人があふれるほどになっているのは見たことがなく、場内のアナウンスもしつこいくらいにかかっていた。

その中で、私が乗る帯広方面の特急が定刻には来ないこともアナウンスされた。
途中駅で機器を点検したため遅れが出ているという。
一時期は事故が頻発して悪い話題を提供してしまったJR北海道だが、まさかいきなり自分が当事者になるとは思わなかった。
致命的ではなかったものの、道中では再度機器の点検のため長時間停車し、帯広には20分ほど遅れて着いた。



宿泊先から見た帯広市内の様子。
真下には道民御用達のコンビニであるセイコーマート(略称セコマ)があった。
遠くにはなぜか「長崎屋」の看板、富山から撤退したのはもう20年くらい前だろうか。



帯広競馬場には路線バスが出ているが、特急の遅れが影響して予定のバスに乗ることができず、仕方なくタクシーを使った。
この日は市内は七夕まつり、その翌週には平原まつりというのがあって、8月は祭りのシーズンだと運転手さんが教えてくれた。

さて、ようやく帯広競馬場に着いたのでまずは場内の写真を撮って回った。





ばんえい競馬は、サラブレッドの倍くらいの体重がある馬が、騎手が乗ったソリを引っ張って順位を競う。
道内にはかつて岩見沢、旭川、北見といった競馬場があったがいずれも廃止となり、今は文字どおり世界でただ一ヶ所、帯広でばんえい競馬が行われている。





200mのコースの間に坂越えが二ヶ所あって、第二障害が最大の勝負どころとなる。
写真で見てもかなりの急勾配だから、馬も騎手も大変だ。
見る方とすれば、平地の競馬と比べて馬がゆっくり動くので、馬と一緒にコースの前を歩きながら応援できるのは最大の魅力だろう。



夜にはコース全体がライトアップされて、なかなかキレイだった。



この日の第10レースでは、断然の1番人気馬が第二障害を越えられず座り込んでしまい、人気を裏切った騎手がさんざんヤジを浴びていた。
それも含めて馬券のほうはパッとせずホロ苦い訪問とはなったが、いよいよこの時点で全競馬場踏破まであと一つとなった。
ホテルのすぐ近くには飲み屋街も見えたが、移動続きで疲れもあったので、翌日の市内観光及び札幌への移動に備えて早めに休んだのであった。
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