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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

人が足らない!

2011-03-25 23:31:39 | 日記
週末のわが職場は、朝の時点で早くもマイナス3名からのスタートとなった。
事前に届けをしていた1名は仕方がないとして、体調不良によりさらに2名が欠けたことで、数字の上ではそれほど多くない仕事量のわりにはなかなか作業がはかどらなかった。
特に箱詰めをできる人が軒並みいなかったので、私も含めての数名は他の手伝いにも行けずに箱詰めエリアに釘づけになってしまった。

今年度に関しては、昨年4月の薬価改定以来、誰もが経験したことのない忙しさの中で過ぎてきている。
需要の増加に対して生産が完全に追いつくまでにはいっていない事態に加え、外資との提携や東証上場など節目ともいうべき出来事もたくさんあり、会社として大きな変革の真っ只中にあるといってもいいだろう。
それに加えてここ最近は、震災への支援のために特別な態勢をとっており、いつもとリズムの違う感じの中で作業が行われている。
当然、社員にかかる負荷はかなり大きくなっており、各人の疲労もどんどん蓄積されている中で体調を崩す人も出てくる。
売り上げを「作る」ための特定品目の大量出荷など、震災支援とは関係のない仕事も容赦なくあり、もはや毎日が繁忙日といっても差し支えない状態だ。

わが職場のトップであるY氏だが、通常は大変温厚で、飄々とした印象すら受ける。
しかし、そんなY氏でも、会社を休みがちな人に話が及んだ時にはやや顔が曇る。
以前よりもひとりひとりにかかる重みが増している中、簡単に休んでもらってはというのは管理者の立場として当然のことだろう。
各人いろいろな事情は抱えているとはいうものの、サラリーマンとしてはなるべく休まないに越したことはない。

私は幸い健康に恵まれて、入社以来一度も休んだことはない。
他人と比較してとてつもなく大きなパフォーマンスができるわけではないが、出ていることだけで何かの役には立つ。
いろんなある意味特殊なケースにぶつかる場合もあり、そういう時には勉強にもなる。
感染症にかかったり大きなケガをしたりしてしまえば仕方がないが、出られる体である限りはしっかり会社に出て今日のような状態を何とかカバーできていけばいい。

この土日は大きな予定もなくゆったりとした感じで過ぎそうだ。
クルマに乗るのもほどほどにして、日曜あたりは文字通りの完全休養にあてられればいい。
そう思うほどにこの2週間の中身の濃さといったらなかった。
被災地への支援のため、仕事を通じて自分ができるのは荷物を作ってあげることだ。
われわれの仕事が持つ使命を強く感じながら、来週以降もがんばってつとめたい。

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