今朝出勤したら、お客さんも出入りする正面受付の横に山積みになっていた資料がなくなっていた。
もちろん単純に捨てたのではなく別の場所に移動したのだとは思うが、明らかに外部の人にも見える場所から消えたことは進歩だ。
また、私がいつもいるオフィス、特に公道から見える部分も若干ではあるが「整理したんだな」という形跡があった。
まだまだ客観的にはほめられた状態ではないが、ほんの数日で終わるような規模でもない。
とにもかくにも「動きだした」ことはいいことだ。
開始がなければ完了もない。
さんざん暴れこいて伝えた甲斐があったのだと思い、朝から少しいい気持ちになることができた。
もう静かにしていればいいのだとは思うが、わずかの期間でも世話になったと思うからこそ、大きなお世話とは思いつつあえて手の内腹の内をさらしてあれこれ伝えている。
本当に恨んで去っていくだけなら、改善を切に望む旨の内容をわざわざ日報に書いてまで上げたりはしない。
掃除のほかには、情報管理に関しても疑問に思うことがあり、実際に投げかけてもいる。
少なくとも「ITベンチャー」を標榜している会社で、PCが個人持ち込みOKだった(社内データが毎日会社と自宅を往復)というのもお笑いだが、会社で運営している、現状「看板」ともいえるサイトに関しては特に意見を申し上げたところだ。
具体的には、サイトの書き替え方法を知っている私がやめていくので、パスワードの変更は当然考えてはどうですかとの提案をした。
やめていくほうから言うのも馬鹿馬鹿しい話ではあるのだが、私に言われて初めて「あ~、そうやね」という感じだったので、レベルは推して知るべしである。
かつて私が勤務していたあるお店では、退職者が出るたび金庫の暗証番号を変えていた。
人を信用しないとかということではなく、内部と外部の区別を明確にするという意味で至極当たり前のことであろう。
パスワードの変更などそんなに難しく考えることではなくて、極端に言えば文字1つ変えるだけでも終息する話である。
無理に、使うほうも覚えられないようなものにすることは必ずしもないが、外部の人間に容易に推測されるような内容ではもっといけない。
本来なら、たとえ覚えにくくても、まったく脈絡のない英数字の羅列くらいにしないと、この節かなり心配なのではないかと思う。
社内で、ある一つの明確な考えでもって定められたものなら、第三者には無意味な文字列に見えても社内で覚えられないということも、そもそもないのではないか。
私の個人のメールアドレスは、プロバイダーから通知されたものをあえてそのまま使っている。
@マークの前の何文字かはそれこそまったく意味不明の英数字の並びだが、おかげでスパムメールらしきものはこれまでほぼ皆無である。
社長や上司のPCのアドレスは知らないが、女性の名をかたった明らかなスパムメールがたくさん来ている。
下手に「分かりやすい」アドレスになっているのかもしれない。
私あたりにそれを見られてしまうのは、PCをつけっぱなしで外出などという、ITベンチャーが聞いてあきれる行動を平気で取るからなのだが。
仮にも情報を扱う企業で、この「ザル」っぷりには、怒りを通り越すものがある。
「整理整頓」という当たり前のことがようやく手に付きだしたのだから、この際ITを語るに足る情報管理体制についても真剣に考えてほしい。
私はまもなく外の人間になるが、今のままでは外からでも容易に「看板サイト」が書き替えられてしまう危険がある。
会社を守ろうと思えば、出て行く人間をある意味「徹底的に疑う」ことも必要になる。
誓約書の1枚でも取って後日のために証拠を残すのが常識ある企業の姿だろう。
今までもそうしてきたのなら結構なことだが、労働条件の話もまともにできなかったくらいだから、そのあたりの意識もかなり怪しいかもしれない。
退職日の帰り際に「せーの!」でデータを消してもいいけれど、最後の日にそんなパフォーマンスかセレモニーのようなことは面倒だ。
すべてとは言わない、ほんの一部でも今後のためにしてほしい。
やればできる会社であることを信じている。
もちろん単純に捨てたのではなく別の場所に移動したのだとは思うが、明らかに外部の人にも見える場所から消えたことは進歩だ。
また、私がいつもいるオフィス、特に公道から見える部分も若干ではあるが「整理したんだな」という形跡があった。
まだまだ客観的にはほめられた状態ではないが、ほんの数日で終わるような規模でもない。
とにもかくにも「動きだした」ことはいいことだ。
開始がなければ完了もない。
さんざん暴れこいて伝えた甲斐があったのだと思い、朝から少しいい気持ちになることができた。
もう静かにしていればいいのだとは思うが、わずかの期間でも世話になったと思うからこそ、大きなお世話とは思いつつあえて手の内腹の内をさらしてあれこれ伝えている。
本当に恨んで去っていくだけなら、改善を切に望む旨の内容をわざわざ日報に書いてまで上げたりはしない。
掃除のほかには、情報管理に関しても疑問に思うことがあり、実際に投げかけてもいる。
少なくとも「ITベンチャー」を標榜している会社で、PCが個人持ち込みOKだった(社内データが毎日会社と自宅を往復)というのもお笑いだが、会社で運営している、現状「看板」ともいえるサイトに関しては特に意見を申し上げたところだ。
具体的には、サイトの書き替え方法を知っている私がやめていくので、パスワードの変更は当然考えてはどうですかとの提案をした。
やめていくほうから言うのも馬鹿馬鹿しい話ではあるのだが、私に言われて初めて「あ~、そうやね」という感じだったので、レベルは推して知るべしである。
かつて私が勤務していたあるお店では、退職者が出るたび金庫の暗証番号を変えていた。
人を信用しないとかということではなく、内部と外部の区別を明確にするという意味で至極当たり前のことであろう。
パスワードの変更などそんなに難しく考えることではなくて、極端に言えば文字1つ変えるだけでも終息する話である。
無理に、使うほうも覚えられないようなものにすることは必ずしもないが、外部の人間に容易に推測されるような内容ではもっといけない。
本来なら、たとえ覚えにくくても、まったく脈絡のない英数字の羅列くらいにしないと、この節かなり心配なのではないかと思う。
社内で、ある一つの明確な考えでもって定められたものなら、第三者には無意味な文字列に見えても社内で覚えられないということも、そもそもないのではないか。
私の個人のメールアドレスは、プロバイダーから通知されたものをあえてそのまま使っている。
@マークの前の何文字かはそれこそまったく意味不明の英数字の並びだが、おかげでスパムメールらしきものはこれまでほぼ皆無である。
社長や上司のPCのアドレスは知らないが、女性の名をかたった明らかなスパムメールがたくさん来ている。
下手に「分かりやすい」アドレスになっているのかもしれない。
私あたりにそれを見られてしまうのは、PCをつけっぱなしで外出などという、ITベンチャーが聞いてあきれる行動を平気で取るからなのだが。
仮にも情報を扱う企業で、この「ザル」っぷりには、怒りを通り越すものがある。
「整理整頓」という当たり前のことがようやく手に付きだしたのだから、この際ITを語るに足る情報管理体制についても真剣に考えてほしい。
私はまもなく外の人間になるが、今のままでは外からでも容易に「看板サイト」が書き替えられてしまう危険がある。
会社を守ろうと思えば、出て行く人間をある意味「徹底的に疑う」ことも必要になる。
誓約書の1枚でも取って後日のために証拠を残すのが常識ある企業の姿だろう。
今までもそうしてきたのなら結構なことだが、労働条件の話もまともにできなかったくらいだから、そのあたりの意識もかなり怪しいかもしれない。
退職日の帰り際に「せーの!」でデータを消してもいいけれど、最後の日にそんなパフォーマンスかセレモニーのようなことは面倒だ。
すべてとは言わない、ほんの一部でも今後のためにしてほしい。
やればできる会社であることを信じている。